メガクラブ熱視線もチェルシーの番人は移籍しない? “3バック”で評価を回復した男

今後の去就に注目が集まるリュディガー photo/Getty Images

チェルシーを出る理由はないか

2021-22シーズン、ここまでこなした公式戦5試合で無敗をキープしているチェルシー。そのなかで、何かと話題に上がるのがオフにFWロメル・ルカクを補強した攻撃陣だ。屈強なフィジカルと高いインテリジェンスを兼ね備えた男の加入で、ブルーズの攻撃の幅は昨季と比べて格段に上がったと言っていい。昨季からMFメイソン・マウントを筆頭に優秀なタレントが揃っていたが、今季のチェルシー攻撃陣はワンランク上のレベルへ到達した。

しかし、その一方では守備陣の奮闘も見逃せない。今季ここまでチェルシーが公式戦で喫した失点はわずかに「1」。その1点もプレミア第3節のリヴァプール戦で献上したPKからのもので、2021-22シーズンの彼らはまだ流れの中から失点を喫していないのだ。ルカクを加えた前線に注目が集まることも多いが、同クラブの好調の秘訣は守備強度の高さにもある。

そんなチェルシー守備陣のなかでも、ひときわ輝いているのがDFアントニオ・リュディガーだ。昨季途中から就任したトーマス・トゥヘル監督の3バックシステム採用によって、このドイツ代表DFは見事に復活。類まれなるスピードを生かしたカバーリングに加えて、攻撃面でも積極的な楔のパスやドリブルでの持ち運びでブルーズの最終ラインに欠かせない存在となっている。

だが現在、そんなリュディガーに関しては、来夏移籍の可能性が浮上している。英『Daily Mail』によると、トゥヘル監督の下で評価を回復させた同選手には、レアル・マドリード、バイエルン・ミュンヘン、ユヴェントス、パリ・サンジェルマンといった各国のメガクラブが獲得に動いているとのこと。どうやら、今季限りでチェルシーとの現行契約が満了を迎えることもあって、これらのクラブはリュディガーに興味を示しているようだ。

とはいえ、そういったクラブの誘いにリュディガーは応じるのか。現時点で可能性は低いかもしれない。トゥヘル監督の下、適正のある3バックで再び評価を浮上させた彼だが、フランク・ランパード政権時の4バックでは魅力が半減していた印象もある。前述した4クラブは現時点ですべて4バックのシステムを基本としているだけに、選手本人が首を縦に振る可能性はさほど高くないか。

加えて、現地時間15日には英『The Telegraph』がリュディガーとチェルシーが契約延長に向けて前進していることも伝えている。トゥヘル監督のサッカーにフィットしていることもあり、やはり他クラブがチェルシーから彼を引く抜くことは現時点で困難か。ブルーズの最終ラインに君臨する男は、これからもスタンフォード・ブリッジで最高のプレイを披露し続けてくれる可能性が高そうだ。

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