今季は一味違う 最高のスタートダッシュを切った通好みのプレミアクラブとは

終盤に決勝点を挙げ、勝利を収めたブライトン photo/Getty Images

ようやく結果が付いてきたか

グレアム・ポッター就任後、徐々に力を付けてきたブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン。今夏の移籍市場では川崎フロンターレから三笘薫を獲得し、日本での知名度を上げたクラブである。

コレクティブで攻撃的なスタイルは通好みともいえ、ファンの間でも戦術がさまざまに分析される面白いチームだ。一方で結果がついてこず、昨季は16位とギリギリで降格を回避した形となった。こうなった要因は前線の決定力だろうか。昨季勝ち点を落とした試合では、15本以上シュートを打ったにも関わらず、ゴールがゼロという試合はリーグ戦だけで5つもある。非常に勿体ないチームであった。

苦しかったブライトンだが、どうやら今季は違うようだ。開幕戦でバーンリーに2-1で勝利すると、その後のワトフォード戦では完封勝利を収め、連勝を記録。エヴァートンには敗れるも、11日に行われたブレントフォード戦で白星を挙げ、ここまで3勝1敗と上位に名を連ねている。対戦相手が下位相手ではあるが、この勢いを大事にしたい。また、昨季はわずか9勝に終わっており、現時点で既に3勝と考えると、ブライトンの成長が見て取れるか。

ゲームのキーマンはやはり中盤のMFイヴ・ビスマだ。25歳のビスマだが、守備でボールを刈り取ることもできれば、配球や推進力のあるドリブルで攻撃にも貢献できる選手だ。特にブライトンは前線に人数を掛けることが多く、カウンターのリスクが高い。そこでビスマが中盤でのフィルターの役割をこなすことで、相手の攻撃を無効にし、ブライトンの攻撃を継続させている。今夏の移籍市場では各クラブから関心を持たれていたビスマだが、彼の残留は非常に大きい。

次節は強豪レスターとの対戦を控えており、そこで良い試合が出来れば今季のブライトンには期待して良さそうだ。

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