チェルシーで大ブレイクを目指す“20歳” トゥヘルが見込んだ男の覚醒はあるか

アストン・ヴィラ戦ではインパクトを残せなかったハドソン・オドイだが…… photo/Getty Images

今季こそ殻を破れるか

現時点でこそあまり印象的な活躍を披露することができていないものの、チェルシーに所属する20歳のアタッカーは今後トーマス・トゥヘル監督の下で覚醒していくのだろうか。その20歳とは、FWカラム・ハドソン・オドイのことだ。

サイドのアタッカーを本職としながら、トゥヘル監督の就任以降はウイングバックとしての出場機会も増えているハドソン・オドイ。起用の幅が増えたこともあって、彼は非常に使い勝手の良い選手になったと言っていい。まだ20歳とあって伸び代は大いにあるはずで、今後の飛躍には大きな期待がかかっている。

しかし、そんな彼に関しては「イマイチ殻を破りきれていない」といった厳しい見方もある。大きな期待感がある一方で、どこか燻っているイメージは確かに否めない。現地時間11日に行われたプレミアリーグ第4節のアストン・ヴィラ戦でも、ハドソン・オドイはスタメンに名を連ねながら大きなインパクトを残すことはできず。ボールを持ちすぎるあまりに、前線へのパスが遅れるシーンも所々で目立つこととなってしまった。

とはいえ、ハドソン・オドイが伸びてくるのはここからか。周囲のレベルが高いあまりに現時点では粗の方が目立つ同選手だが、素材が素晴らしいのは間違いない。その選手が最も輝けるポジションを探し出すことに長けたトゥヘル監督とのコンビなら、覚醒の道はまだ残されていると言っていいだろう。実際、今夏ドルトムントへの移籍が噂されたなかでも指揮官がハドソン・オドイを手放さなかったのは、彼のなかに大きな可能性を感じたからだという。

「ハドソン・オドイがドルトムントに移籍する可能性はなかったよ。僕たちは話し合いを行って、その決定はとても簡単に済んだ。彼は左右のWBや2つのナンバー10(シャドー)のポジションでプレイできる。彼にとっては良いチャンスだったかもしれないけれど、我々が目標を達成するためにも彼は間違いなく必要な選手だったんだ。トレーニングを見ていると日に日に良くなっているのが見て取れるし、私にとしては最初から彼を残すつもりだったよ」(英『football.london』より)

現時点でこそ、そこまで大きなインパクトを残せているわけはない。しかし、指揮官はそう遠くないうちにこの20歳が覚醒すると踏んだか。トゥヘル監督が大きな期待をかけるハドソン・オドイ。素材は間違いないはずだが、はたしてその未来はどうなるのか。誰もが驚くような急成長には期待したいところだが。

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