実はルーニーの“1歳下” 体脂肪率8%以下を維持する遅咲きエースは衰えない

今でもスピードを失っていないバーディ photo/Getty Images

プレミア通算120点見えてきた

レスター・シティFWジェイミー・バーディが元イングランド代表FWウェイン・ルーニーの1歳下と聞けば、驚くサッカーファンもいるのではないか。

30代半ばになればスピードが落ちるプレイヤーも多く、キャリア終盤のルーニーもそうだった。若かりし頃の馬力はなくなり、やや体が重たくなったようにも見えた。

一方、来年1月に35歳を迎えるバーディはまだまだ元気一杯だ。スピードにも大きな衰えはなく、今季もすでにリーグ戦で得点を挙げている。
その秘訣はコンディションの維持にある。英『Daily Mail』によれば、バーディは今も体脂肪率8%以下をキープしているという。あの鍛え上げられたスリムなボディが爆発的な加速を生み出すのだろう。

バーディは次にゴールを奪えば、プレミア通算120点目だ。FWではないが、これは元リヴァプールMFスティーブン・ジェラードに並ぶ。遅咲きのバーディがここまで数字を伸ばしてきたのは見事と言うしかない。

しかもここまでの出場試合数は247試合。得点率で見るとアラン・シアラー、セルヒオ・アグエロ、ティエリ・アンリ、ロビン・ファン・ペルシー、ハリー・ケインに次ぐ得点ペースだという。

例えば元マンチェスター・ユナイテッドのFWドワイト・ヨークはプレミア通算120点を決めるのに375試合も要している。おそらくバーディは今季中に120点目を決めると予想されるため、ヨークより100試合以上少ない出場数で120点を奪うことになる。

バーディは40歳くらいまで安定したコンディションを維持できるのではないか。そう考えてしまうほどに体は絞られており、まだまだプレミアでゴールを量産してくれることだろう。

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