マンCは彼を手放してはいけない 貢献度計り知れない中盤の潤滑油

ノリッジ戦は素晴らしいパフォーマンスを披露した photo/Getty Images

移籍問題がくすぶる

移籍市場も終盤に差し掛かっており、各クラブの陣容が固まりつつある。プレミア王者であるマンチェスター・シティはジャック・グリーリッシュを加え、更にハリー・ケイン獲得を目指している。が、交渉は難航しているようで、移籍市場閉幕までに合意に至るのは難しいか。

それでも、グリーリッシュの加入で確実に戦力アップとなっており、今のままでも問題なさそうだが、ベルナルド・シウバの移籍問題についてはまだ解決していないようだ。ここ最近ではミラン、ユヴェントスといったイタリア方面からの関心が寄せられており、退団の可能性は残っている。

指揮官であるジョゼップ・グアルディオラは選手の意志を尊重し、退団を容認するとのことだが、シウバが抜けるとなればイルカイ・ギュンドアンへの負担が大きくなる。現状ではインサイドハーフにはシウバ、ギュンドアン、ケビン・デ・ブライネ、フィル・フォーデン、グリーリッシュと5名の選手が在籍しているが、攻守のバランスを取り、配球、守備をこなせる選手はシウバとギュンドアンだけだ。更にドイツ代表MFには飛び出しからの得点力もついており、素晴らしい選手へと成長している。

しかし、シウバが退団となれば、彼のように守備の強度を高めつつ、攻撃でもアクセントを加えられる選手が減ってしまい、ギュンドアンへの負担が大きくなりすぎてしまう。

ペップはシウバの移籍を容認しているようだが、今夏での放出となれば後悔することになるかも知れない。

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