バルサのメッシ退団で思わぬ影響も? 中盤強化したいリヴァプールに補強のチャンスか

PSGから退団の脳性もあるパレデス photo/Getty Images

PSGが退団したメッシを狙うとも

昨季は怪我人に泣いたリヴァプールの新シーズンは、メンバーも戻ってきておりプレミアリーグ制覇に向けて着実に準備を進めている。そんな中でスペインではバルセロナがリオネル・メッシの退団を発表。この退団がリヴァプールにも影響を与える可能性があるかもしれない。

バルサの資金不足が理由で契約延長ができなかったメッシ。次の所属先へ大きな注目が寄せられるが、彼のリヴァプール移籍はないだろう。昨オフでも高額な移籍金を理由にティモ・ヴェルナーなどの獲得を見送ったフロントは、多額の年俸がかかるメッシの獲得を行なうとは考えられない。

ではどのような影響をもたらすのか。それはメッシの所属先のクラブについてだ。候補の1つとして挙げられるのがパリ・サンジェルマン。しかし、ジョルジニオ・ワイナルドゥムなどすでに多くの即戦力クラスの選手を獲得しており、メッシにもオファーを出すとなれば、いくらかの余剰人員を放出して資金を調達する可能性があるだろう。

そこで候補となっているのが、レアンドロ・パレデスだ。リヴァプールもゼニト在籍時から注目していた逸材は、2018-19シーズン途中でPSGへ移籍。しかし昨季は21試合の出場にとどまるなど、絶対的なレギュラーとしては台頭できていない。放出候補の1人となる可能性も高い。

ワイナルドゥムを放出し、中盤のレギュラークラスが30代に差し掛かり高齢化を迎えているリヴァプール。27歳のプレイメイカーを獲得できれば、即戦力としてチームに加えることができ、中盤に厚みを持たせることができる。補強ポイントながらいまだに選手の獲得ができていないため、獲得可能となれば検討する可能性もある。

地元紙『Liverpool Echo』でもメッシの動向次第では、PSGのパレデスが放出候補の1人になると報道。中盤強化を望むリヴァプールがオファーを出すのではないかと伝えられている。直接的な影響はないものの、メッシの動向がリヴァプールを含め他クラブにどのような影響をもたらすのが今後も注目していきたい。

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