大型補強で戦力は十分 PSGでポチェッティーノがやるべきこととは

この豊富な戦力をポチェッティーノはどう操るのか photo/Getty Images

腕の見せどころだ

今夏の補強でセルヒオ・ラモス、ジャンルイジ・ドンナルンマ、アクラフ・ハキミ、ジョルジニオ・ワイナルドゥムを獲得したパリ・サンジェルマン。更に監督であるマウリシオ・ポチェッティーノとの契約も延長しており21-22シーズンに向けて良いスタートを切った。

ポチェッティーノに求められるのはリーグタイトルの奪還とCLでのビッグイヤー獲得だろう。

CLでは前回王者のバイエルン・ミュンヘンを倒したところまでは良かったが、ラウンド4でマンチェスター・シティの前に沈んでしまった。エースであるキリアン・ムバッペを怪我で欠いたことが影響したが、21-22シーズンはどうなるか。

リーグタイトル奪還は至上命題だろう。昨季は17-18シーズンから3連覇していたこともあり楽観視されていたが、最終的には1ポイント届かず、結局リールに王座を追われる形となった。

そこで指揮官に求められるのは戦術の多様性だ。CLではラウンド4で姿を消すも素晴らしい活躍を見せたPSGだが、どの試合でもカウンターを主体とした堅守速攻が多く、他の戦い方が見られなかった。それはボールを保持することの多いリーグ戦で影響が出ていたと言える。

特にリーグ戦の命運を分けることになった第31節のリールとの直接対決では、序盤に先制され、その後は終始ボールを支配したが、ジョゼ・フォンテを中心とする堅守を破れず、敗戦となっている。

その試合は66%の支配率からも分かる通りボールを支配し、相手を押し込むことに成功していたが、その先のアイデアに欠けていた印象だ。先発にはネイマールやキリアン・ムバッペなど個で圧倒できる選手が揃っており、特にネイマールのパフォーマンスは見事だったが、ゴールネットは揺らせなかった。個での限界を露呈したわけだ。

今後はボールを保持した際の崩し方の落とし込みやネイマール、ムバッペの個に頼らずにも勝てる戦い方を見つけるのが、ポチェッティーノの主な仕事となるだろう。

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