若返りを図るスパーズ 補強第1号はスペイン産の止められないドリブラー?

先日の日本戦でもピッチに立っていたブライアン・ヒル photo/Getty Images

彼のドリブルは目を見張るものがある

新監督に元ウルブズのヌーノ・エスピリト・サントを加え、ようやく新体制をスタートさせたトッテナム。エースであるハリー・ケインの去就が不透明となっているが、開幕まで残り1ヵ月を切っており、チームをある程度、形にしなければならない。

まず着手したいのは移籍市場での新戦力の獲得だろう。名前に挙がっているのはボローニャのDF冨安健洋、アタランタのGKピエルルイジ・ゴッリーニ、セビージャのFWブライアン・ヒルだ。ゴッリーニは26歳だが、冨安は22歳、ヒルは20歳とチーム全体の若返りを目指していることが分かる。

ヒルに関しては所属元であるセビージャとはエリク・ラメラとのトレードプラス金銭での契約が合意したとの話も出ており、今夏の選手としての初の補強は彼になるかも知れない。

ヒルは昨季、セビージャからレンタルでエイバルに移籍しており、乾貴士や武藤嘉紀らとチームメイトであった。エイバルは2部へ降格したが、ヒルは左右のアタッカーとしてピッチに立っており、4ゴール3アシストとまずまずの成績を残している。

彼の武器は止められないドリブルであり、緩急と細かいボールタッチでの突破はリーガ・エスパニョーラでも十分に通用していた。身長175cmと大柄な体格ではなく、そういった選手にはフィジカル面での課題ができがちだが、ヒルはその捕まえられないスピードを生かし、フィジカルで潰してくる相手をさほど苦にしていないように見える。

また、20歳ながらスペインでのフル代表デビューも果たしており、EURO2020には参加しなかったものの、今夏の東京オリンピックには代表メンバーとして選ばれている。決勝トーナメントに進めば、おそらく日本も対戦することになる。

マウリシオ・ポチェッティーノ退任以降、少し勢いが落ちていたスパーズだが、今夏での積極補強で以前までの勢いを取り戻せるか。

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