マンUで期待したい“19歳”の大成長 ドログバも惚れ込む若き才能

ディアロには将来のマンU攻撃陣を牽引する存在としての期待がかかる photo/Getty Images

注目すべきはサンチョだけにあらず

今夏移籍市場におけるドルトムントFWジェイドン・サンチョの獲得が内定したマンチェスター・ユナイテッド。ブンデスリーガ屈指のアタッカーが加わることによって、同クラブの攻撃は以前にも増して強力なものとなりそうだ。昨季もリーグ2位のチーム得点数(73得点)を記録したマンUだが、新シーズンではより爆発的な赤い悪魔を見ることができるかもしれない。

しかし、そんな攻撃陣のなかで注目すべきはサンチョだけでない。現時点での話題となることはそこまで多くないが、19歳の若手アタッカーの奮闘にも期待したい。コートジボワール代表FWアマド・ディアロだ。

昨冬アタランタから加入し、2020-21シーズン中にはもう新天地デビューも果たしたディアロ。その将来に大きな期待がかかっていることは間違いなく、周囲からは次世代のアタッカー陣を牽引するであろう存在として認識されている。積極果敢なドリブルに加えて、正確無比な直接FKも魅力的。現時点でサンチョの牙城を崩すことは難しいかもしれないが、限られた出場機会のなかでも成長は見せてほしいところ。そういった未来への希望を示すためにも、2020-21シーズンの出来は重要となってくることだろう。
そんなディアロの才能には、コートジボワール代表の先輩である元チェルシーのディディエ・ドログバ氏も惚れ込んでいる様子。同氏は先月行われたコートジボワール代表の親善試合(ブルキナファソ戦)で直接FKを決めたディアロに関して、「この若者を覚えていてくれ。将来のスターの代表初ゴールだ」と自身のInstagramに投稿。そのほかにも、しばしばディアロに対する期待を込めた投稿を行っている。

まだレンタル移籍となる可能性もあるが、マンUで勝負することとなれば期待したいディアロの成長。はたして、この19歳はこれから赤い悪魔のなかでどれほど重要な選手となっていくのだろうか。数年後の大ブレイクへ期待感は高まるばかりだ。

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