デ・ブライネの離脱は致命的? ベルギーは使われる側の選手が多すぎる

彼の不在の影響は大きそうだ photo/Getty Images

彼がいるといないとでは別のチームになってしまう

日本時間28日に行われたベルギー対ポルトガルの一戦は前半終了間際に決めたトルガン・アザールのゴールが決め手となり、ベルギーがベスト8に進出した。

これで強敵ポルトガルを破ったベルギーだが、試合中にチームの主力であるケビン・デ・ブライネ、エデン・アザールの二人が負傷交代している。英『Sky Sports』によればデ・ブライネは足首の怪我、アザールは筋肉系のトラブルのようだ。指揮官であるロベルト・マルティネスによれば後日検査をし、状態を見て出場を決めるとコメントを残している。

満身創痍となっているベルギーだが、この2選手の離脱は痛い。デ・ブライネに関しては敵陣で時間を作れる選手であり、彼が離脱してからは思うように攻撃の形を作れなかった。また、デ・ブライネが離脱後はセンターフォワードであるロメル・ルカクにいい形でボールが入らず、うまくバイタルエリアを使えていない。試合終了後はピッチを歩く姿が確認されており、重症とは考えにくいが、彼を欠いて次のイタリア戦に臨む準備は必要となりそうだ。

次にアザールだが、ポルトガル戦では彼のドリブルが光っていた。コンディション不良から批判されることの多いアザールだが、デ・ブライネを欠いた後半では彼が敵陣深い位置までボールを運び、自分たちの時間を作っていた。チャンスは作れなかったが、さすがアザールといったところか。

もし、彼らが欠場となれば誰が使われるのか。ポルトガル戦の起用法から見て、ドリース・メルテンスとヤニック・フェレイラ・カラスコか。

カラスコは短い時間での出場であったが、個人技で良さを見せていた。完璧にアザールの代わりとはならないが、そこまで影響はなさそうだ。

しかし、デ・ブライネと交代でピッチに入ったメルテンスについては今後の起用は少し考えたほうが良さそうだ。もちろん、プレイスタイルが違うため同じ役割を求めることは酷だが、終始ゲームに入れていなかった。スタートからの起用であればまた違う一面は見られるが、どちらかといえば使われる側の選手であり、デ・ブライネと同じような選手を使う側のプレイヤーの不在はベルギーにとって致命的だろう。

次節のイタリア戦は日本時間の7月3日となっており、どこまで主力のコンディションを回復させられるかが、カギとなりそうだ。

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