ドイツ戦は守備重視で戦え 攻撃が停滞気味のスリーライオンズが勝つすべとは

サウスゲイトはドイツ相手にどのようなメンバーを選ぶのか photo/Getty Images

難しい戦いとなりそうだ

EURO2020への前評判が高かった今回のイングランド代表。特に昨季のCLファイナリストであるチェルシー、マンチェスター・シティと両クラブがイングランドのクラブであり、メイソン・マウントやフィル・フォーデンといった主力が代表に選ばれているからだ。また、ロシアワールドカップでもベスト4に入った当時の監督であるガレス・サウスゲイトが続投していることも、期待されていた一つの要因か。

現在は3試合を終了して2勝1分とグループを首位突破。前評判通りとも言える強さを見せているスリーライオンズだが、結果とは裏腹にどうも内容が良くない。ここまで無失点の守備陣は褒めたいが、3試合で2得点しか取れていない攻撃陣には改善が必要となりそうだ。

そんなイングランド代表のベスト16の相手はドイツ代表となっている。ドイツはイングランドと違いそこまで前評判は良くなかったが、グループステージではフランスに負けたものの前回王者のポルトガルを破っている。王者を倒したことで十分に自信をもって向かってくるはずだ。

では、対ドイツ戦はどのような展開になるか。まずボールは相手に持たれることになるだろう。ドイツはここまでの3戦ですべて相手よりボール支配率は高い数字を出しており、イングランド戦でも同様に支配してくるだろう。

そうなれば、イングランドは堅守速攻のスタイルで試合に臨むべきか。ここまで無失点の守備を武器に前線のラヒーム・スターリングやフィル・フォーデンでカウンターを仕掛けるのが得策だろう。サブにはジェイドン・サンチョやマーカス・ラッシュフォードとスペースを生かせる選手が多く選ばれている。また、このサッカーであればボールを保持した際の前線でのアイデアの無さといったイングランド代表の弱点も出さずに済む。

ここまでに披露した相手を押し込む展開ではなく、自身の強みである守備をベースにした戦い方をすればイングランド代表にも勝機はあるか。

また、イングランド代表は運が良く、フランス、ポルトガル、イタリア、ベルギーなど互角、もしくは格上の相手は別の山に固まっており、ドイツを破れば決勝まではスムーズに勝ち進むことができる可能性がある。

1996年大会のベスト4を超えられるか。今後のスリーライオンズの挑戦に注目したい。

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