イングランドを変えられるドリブルキング 世界がサンチョの登場を待っている

ドルトムントで実力を証明しているサンチョ photo/Getty Images

EUROで見たいヤングスター

多くのスタープレイヤーが出場しているEURO2020にて、世界のサッカーファンが登場の時を待っているプレイヤーがいる。

イングランド代表FWジェイドン・サンチョだ。

サンチョはグループステージ初戦のクロアチア戦はベンチに入らず、第2戦のスコットランド戦はベンチに座ったままだった。
イングランドのメンバーはタレント揃いだが、いつサンチョに出番が回ってくるのか。スコットランド戦は攻撃内容の乏しいスコアレスドローだっただけに、サンチョのような違いを生み出してくれるアタッカー投入を望んでいたサポーターは多いはず。

サンチョといえばドルトムントでブレイクしたプレイヤーだが、2019-20シーズンからのスタッツを見ればその能力の高さが分かってくる。

2019-20シーズンからはブンデスリーガで37得点41アシスト。このアシスト数は同期間ではブンデスリーガ2位の数字だ。

さらにドリブル成功数267回(全体1位)、チャンスメイク数200回(全体4位)、ファイナルサードでのパス本数2016本(全体1位)と、多くの部分で好成績を残している。

チャンスさえ与えられれば、サンチョはイングランドの攻撃を変えられるはず。EURO2020でも出場が待ち望まれていた選手の1人だが、いつ出番がくるのか。

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