“9人”もいる大会彩るヤングスター 今年のEUROは若手が熱い 

ドルトムントで成長したサンチョ photo/Getty Images

ここから世界的スターが生まれる可能性あり

11日よりスタートするEURO2020では、フレッシュな若手の活躍にも期待がかかる。大会を機にスターダムを駆け上がる者も出てくるはずで、Newヒーローの登場を待ち望んでいるサッカーファンも多いだろう。

1.ジェイドン・サンチョ(イングランド代表/FW/21歳)



まずは優秀な若手が揃うイングランドより、ブンデスリーガを代表するチャンスメイカーとなったサンチョに注目したい。

サンチョの実力はすでにクラブシーンで証明済みで、EUROでもスターになることが期待される。サンチョの場合はワールドカップをまだ経験していないため、これが初の代表メジャートーナメントと言える。

昨年の時点でもサンチョはスター候補だったが、新型コロナウイルスの影響でEUROが延期となってしまった。早く代表で暴れるサンチョを見たいと考えていたファンも多いはずで、イングランドを優勝へ導くようなパフォーマンスに期待したい。

2.マヌエル・ロカテッリ(イタリア代表/MF/23歳)



若手と呼ぶべき年齢かは微妙なところだが、サッスオーロで成長を続けるロカテッリも注目だ。今夏にはユヴェントス、チェルシーなどビッグクラブが関心を示していると言われており、EUROでのパフォーマンス次第で評価がさらに上昇するかもしれない。個人にとっても重要な大会となるだろう。

同じイタリアの中盤ではインテル所属MFニコラ・バレッラも注目で、若い力でイタリアの中盤を活性化させてほしい。

3..ジュール・クンデ(フランス代表/DF/22歳)



フランスの最終ラインは世界屈指のタレント力を誇っており、今回もメンバー争いは熾烈を極めた。

その勝負を制し、今月2日のウェールズ戦で代表デビューを飾ったセビージャ所属DFジュール・クンデも興味深いセンターバックだ。

178cmとサイズはないが、セビージャではトップレベルのパフォーマンスを継続。フランスではバイエルン入りが決まっているダヨ・ウパメカノも注目されていたが、今回のEUROではクンデがメンバーに滑り込むことになった。

ラファエル・ヴァランの相棒も務められるはずで、大会のどこかでチャンスを掴みたい。

イニエスタ2世との呼び声もあるペドリ photo/Getty Images

今年は10代も逸材揃い

4.カイ・ハフェルツ(ドイツ代表/MF/21歳)



ドイツからは、チェルシーをチャンピオンズリーグ優勝へ導くゴールを決めたMFハフェルツだ。

今夏にチェルシーへ移籍したハフェルツはスターダムへの階段を駆け上がっている真っ最中であり、代表の方でも期待がかかる。

ドイツは2018年のワールドカップ・ロシア大会から復活をアピールしたいところで、ハフェルツは今後のドイツ代表を引っ張ってほしい若手の1人だ。偽9番など起用法は様々だが、代表の方でも流れに乗って死のF組突破へ導いてもらいたい。

5.ぺドリ(スペイン代表/MF/18歳)&ライアン・グラフェンベルフ(オランダ代表/MF/19歳)&ジェレミー・ドク(ベルギー代表/FW/19歳)



ここからは驚異のティーンエイジャーたちだ。

まずは2002年生まれの3人に注目で、この年齢で強豪国のA代表へ割って入ってくるのは見事と言うしかない。

特にぺドリの方は所属するバルセロナで大ブレイクしており、元スペイン代表の先輩MFアンドレス・イニエスタとの比較まである。以前のスペインらしさを感じさせるテクニシャンで、18歳ながらスペインの主力を張るだけの実力を備えている。

レンヌに所属するベルギーのドクも興味深いアタッカーで、今季はリーグ・アンでリーグ最多となる110回ものドリブルを成功させた。スタメン出場が難しくとも、流れを変えるジョーカー的存在にはなれるはず。EUROでも積極的に仕掛ける姿勢を見せてほしいところだ。

アヤックスで今季リーグ戦32試合に出場したグラフェンベルフは190cmとサイズがあり、フランス代表のポール・ポグバとの比較まであるダイナミックなMFだ。ビッグクラブから注目される逸材で、今後のオランダサッカー界を引っ張る存在になれるだろう。

6.ジャマール・ムシアラ (ドイツ代表/MF/18歳)&ジュード・ベリンガム(イングランド代表/MF/17歳)



最後はグラフェンベルフたちより1つ若い2003年生まれの2人だ。ムシアラはスター揃いのバイエルンで結果を残しており、EUROでもチャンスさえあればインパクトを残せそうな気配がある。ドイツのラッキーボーイ候補か。

ベリンガムの方はイングランドのレジェンドであるスティーブン・ジェラードと比較されるなど、スタートから起用されても不思議はない実力を持っている。先日のオーストリア代表との親善試合でもフル出場しており、EUROを戦う準備はすでに整っている。


今大会は特に若手の充実が目立つが、ここから一気にサッカー界を代表するスターになっていく者は何人現れるのか。今後の移籍市場にも影響を与える可能性があり、爪痕を残そうと燃える若手たちにも注目だ。

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