CL同国決勝の影響は? 最終節前に知っておきたいプレミアの3つの欧州大会出場権

現在3位のチェルシーと4位リヴァプール photo/Getty Images

欧州大会の結果による影響はあるのか

プレミアリーグは23日に最終節を迎える。すでにマンチェスター・シティの優勝と2部降格の3クラブは決定しており、もっとも注目されるのはチェルシー、リヴァプール、レスターによるUEFAチャンピオンズリーグ出場権争いだろう。

勝ち点67で3位のチェルシーは敵地でアストン・ヴィラと対戦。勝利すれば文句なしのCL出場権獲得となるが、レスターとの勝ち点差は「1」のため、5位まで落ちる可能性がある。4位のリヴァプールは前回対戦で7ゴールを決めたクリスタル・パレスと、5位レスターはトッテナムとの上位対決を控えている。

そんな中で気になってくるのが、CLの出場枠数についてだ。基本的にはリーグ4位までに出場権は与えられる。しかし、今季のCLはチェルシーとマンCによるプレミアリーグ直接対決に加え、マンチェスター・ユナイテッドがUEFAヨーロッパリーグで決勝に進んでいる。CLやELの結果次第で変動はあるのか。来季の欧州大会出場枠について整理したい。

大前提としてCLとELそれぞれの王者は来季のCL出場枠が与えられる。現在CLでは順位の繰り下げを撤廃しているため、もしマンチェスターの2クラブが優勝しても出場枠が増えることはない。ではCLの結果がプレミアと一切関係ないかといえば、そういうわけでもないのだ。

プレミアのCL出場枠は“最大5枠”であり、必ずしも4クラブではない。では、5クラブがCLへ進むのはどういうパターンか。現在のCLでは、順位繰り下げは行っていないものの、「CL優勝クラブがリーグ順位によるCL出場権を持っていない場合」は出場権を付与される。そのため今季を例に取ると、「チェルシーがプレミア5位で終わり、CL優勝した場合」はチェルシーにも出場権が与えられるため、プレミアからは5クラブ出場することとなる。

ではEL出場権についてはどうか。今季からプレミアのEL出場枠は3枠から2枠に減っており、その条件は「リーグ5位」、「FAカップ優勝」の2クラブだ。昨年までは「カラバオカップ優勝」の場合もEL出場の権利が与えられていたが、こちらには来季から始まるUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)の出場権が与えられるようになった。

ELの場合、上記2条件を満たすクラブが被った時や、そのクラブがCL出場権を得る場合は繰り下げが行われる。今季はFAカップをレスターが制しており、すでに5位(EL出場枠)以上が確定。6位にEL出場権が与えられ、繰り下げとなった7位がECL出場となる。もしCLに5クラブ出場となった場合は、6位と7位がEL出場に繰り下げられ、8位にはECL出場権が与えられることになる。EL出場権争いは6位ウェストハムから9位アーセナルまで可能性を秘めており、ECLを含め最終節までどのクラブが欧州の舞台を勝ち取るのか注目したい。

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