直近“6戦5ゴール”の19歳 強豪キラーのマンUのFWはEUROメンバー入りもある?

得点を量産しているグリーンウッド photo/Getty Images

過去にも10代を世界大会に招集している

欧州リーグも終盤戦に突入し、6月に開幕するUEFA EURO2020に向けて欧州各国の選手たちは積極的なアピールを行なっている。イングランドではプレミアリーグで好調を維持している選手がいる。マンチェスター・ユナイテッドのメイソン・グリーンウッドだ。U-21イングランド代表でもある若きストライカーをイングランド代表監督ガレス・サウスゲイトは招集するかもしれない。

グリーンウッドはマンUのアカデミー出身の19歳。2018-19シーズンに17歳でデビューすると瞬く間にチームの戦力へと育っていく。昨季はイングランド代表にも初招集されるなど、チームだけではなくイングランド国内でも期待されているプレイヤーだ。

そんなグリーンウッドが好調をキープしている。12日に行われたレスター戦で1ゴールを記録。直近の公式戦6試合で5ゴールを決め、終盤戦で得点を重ね続けている。またその間にレスターだけでなくUEFAヨーロッパリーグでローマにも得点し、それ以前にもトッテナムやFAカップでリヴァプールを相手にゴールを決めるなど強豪相手にも結果を残している。
得点能力が開花しているグリーンウッドには、イングランド代表に再び呼ばれる可能性も高いだろう。EUROを控えるイングランド代表にとって、強豪にも強い若きストライカーが必要になることもあり得る。またイングランド代表は2018FIFAワールドカップロシア大会で当時19歳だったリヴァプールのトレント・アレクサンダー・アーノルドを招集。前回のUEFA EURO2016では当時18歳のマーカス・ラッシュフォードを選出するなど、大舞台で若手をメンバー入りさせる過去もある。

またグリーンウッドは前回の招集時に問題を起こして代表追放となっているが、同じく代表追放となったマンチェスター・シティのフィル・フォデンが昨年11月に代表へ復帰している。フォデンの復帰は自身のパフォーマンス次第で代表に戻れる道を示した。現在のグリーンウッドも結果を残しているため、代表復帰となる可能性も0ではないだろう。

19歳でゴールを重ねる生粋のストライカー。好調を維持するグリーンウッドが代表でどのような輝きを見せるか見てみたいところだ。サウスゲイト監督の目に、彼はどのように映っているだろうか。

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