得点力武器に好調維持のバルサ リーガ&国王杯の2冠奪取に向けて勝算は

終盤にかけて調子を取り戻してきたバルセロナ photo/Getty Images

ソシエダ相手に6得点で大勝

現地時間3月21日にリーガ・エスパニョーラ第28節のレアル・ソシエダ対バルセロナの試合が行われ、アウェイチームが1-6で勝利を収めた。

リーガで上位に位置し、27試合を終えた時点で失点がわずか22と安定感を誇っていたソシエダのホームに乗り込んだバルセロナ。難敵相手だったがフタを開けてみればゴールショーと呼ぶにふさわしい大勝劇を展開した。

ロナルド・クーマンが使う[3-5-2]システムのもとで最近は固定化されつつあるリオネル・メッシ、アントワーヌ・グリーズマン、ウスマン・デンベレのトリオ。先発に名を連ねたこの3人を軸にソシエダ相手にも好調を維持するバルセロナの攻撃は止まらない。

前半にグリーズマンと移籍後初となるセルジーニョ・デストにゴールが生まれると、後半早々にデストがこの日2点目を決める。さらにチームの得点源であるメッシの2ゴールとデンベレにも得点が生まれソシエダを粉砕する形で試合を締めくくった。

4得点を記録した前節のウエスカ戦に続く大量得点でリーグ戦18試合負けなしとなったバルセロナ。この日の6得点を加え今シーズンのリーグ戦でのゴール数は67。これは首位を走るアトレティコ・マドリードの51を大きく引き離しリーグではダントツの数字を誇っている。

メッシ、グリーズマン、デンベレからなる前線の破壊力に加えて、守備では3バックの中央を任されるフレンキー・デ・ヨングが負傷離脱中のジェラール・ピケの穴を埋めている。さらに、スペイン代表に初選出されたペドリやこの日初ゴールを奪ったデストなど、若い力も融合したクーマン率いるバルセロナは充実の時を過ごしているといっていい。

そんな中期待されるのが現在アトレティコに勝ち点差4まで迫り2位につける国内リーグと、決勝まで勝ち進んでいる国王杯の2冠獲得である。負けられない戦いは続くものの、この調子を維持できればどちらのタイトルも視界に入ってくるといえる。

カギを握るのが4月10日に行われるレアル・マドリードとのエル・クラシコである。ジネディーヌ・ジダン率いるチームも3位に位置し首位のアトレティコを追っているが、ライバル相手に勝利しはずみをつけた形で4月17日に戦うアスレティック・ビルバオとの国王杯決勝を迎えたいところだ。

ソシエダ相手に見せた攻守において隙のないサッカーを継続し、レアル、ビルバオと続く大一番を乗り切れるかで今季のバルセロナの評価が決まると言ってもいい。とくに自慢の攻撃陣には奮起が期待され、勝負どころでの得点力が重要になってくるだろう。

チームの過渡期と呼ばれる中でシーズン終盤にかけて調子を取り戻してきたバルセロナ。自慢の攻撃力を武器に逆転でのリーガ制覇と国王杯の2冠奪取なるか。さらに続く大一番での戦いも注目だ。

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