周囲にとっては予想外の大活躍? ガナーズの救世主となった逸材MFに思わぬ声

今季途中からアーセナルの中心的存在となっているスミス・ロウ photo/Getty Images

「まさかトップで活躍できるとは……」

今季、ジェットコースターのようなシーズンを過ごすこととなっているアーセナル。前半戦の絶不調から立ち直ることは少々難しいかとも思われた彼らだが、ミケル・アルテタ監督は中盤戦から若手を積極的に活用することでチームを再び軌道に乗せることに成功した。ここ最近ではその勢いが少し落ち着いてしまったものの、悪夢の前半戦に比べれば数段良い状態にあると言っていいだろう。

そんなチームの復調に大きく寄与したのがMFエミール・スミス・ロウ(20)だ。同年代のMFブカヨ・サカとともに攻撃陣を牽引し、アーセナルの前線に違いをもたらしている同選手。まだ20歳とはいえかなり前から期待をかけられていた存在だけに、待ちに待った彼のブレイクをファンも嬉しく思っているはずだ。

そんな、いよいよ覚醒のときを迎えたスミス・ロウ。しかし、意外にも彼を古くから知る人々はこの若者がトップチームでここまでの存在になるとは思っていなかったのか。アーセナルの救世主となっている男に関して、元指導者からの少し意外な評価が明らかとなっている。

「エミールはアカデミー時代からやる気もあって、献身的なプレイのできる選手だった。パフォーマンスも安定していたね。サッカーで飯を食っていける選手だと予想はしていたよ。だけど、正直なところまさかアーセナルのトップで活躍できるほどとは思っていなかった。それは当時の彼を知る人ならば誰もが思ったはずだよ。堅実なプレイは評価できたけど、当時は決してアカデミーで最高の選手のようには見えなかったんだ。私生活でも、どちらかといえば地味なタイプだったしね」(英『THE Sun』より)

スミス・ロウについてこのように話したのは、かつてアーセナルでアカデミー・マネージャーを務めていたアンドリース・ヨンカー氏だ。アカデミー時代はプレイも性格も大人しかったというスミス・ロウ。良い選手ではあるものの、トップの舞台で活躍できるほど傑出した存在ではないというのが当時の彼に対する周囲の評価だったようだ。

しかし、そんな周囲の評価を良い意味で裏切り、現在はガナーズにとって欠かせぬ存在となったスミス・ロウ。アカデミー時代に神童と呼ばれていた選手が鳴かず飛ばずでキャリアを終えることも多いサッカー界だが、その逆パターンで成功を掴む選手が一定数いるのも面白いところだ。

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