マンCで“コンパニの後継者”が見つかった 今季の最高補強はこの男なのか

マンCの最終ラインを支えるディアス photo/Getty Images

マンCが求め続けた存在

2020-21シーズン、マンチェスター・シティのサッカーが変わった。昨季までジョゼップ・グアルディオラ監督の下でポゼッションスタイルを見せていた同クラブだが、今季この指揮官はチーム戦術を現実的な戦い方に修正。これが功を奏し、現在マンCはプレミアリーグで首位に立つことに成功している。

そんな少し守備的となった今季のマンCで、ひときわ注目を集めているのがポルトガル代表DFルベン・ディアス(23)だ。昨年9月にベンフィカから加入して以来、若いながらも優れたリーダーシップを発揮し最終ラインの中心となった同選手。今季途中から目覚ましい成長を見せるジョン・ストーンズとのセンターバックコンビは、今やプレミア随一のレベルを誇っていると言っていいだろう。

今季のマンCで、間違いなく重要人物の一人となっているディアス。そんな彼にかつて同クラブでプレイした元ベルギー代表DFヴァンサン・コンパニの姿を重ねている人も多いだろう。強烈なリーダーシップに加えて、プレイ面でもチームトップのクリア数(53回)や同2位となる空中戦勝利数(39回)を記録し、チームの守備を盛り立てるディアス。その姿は、まさにここ1、2年でマンCが探し求めていたディフェンスリーダーの姿そのものと言えよう。

「ディアスについて話すとき、シティの選手たちはいつも口を揃えて彼を“リーダー”と表現するんだ。それはヴィニー(コンパニ)のときも同じだったね。ヴィニーが昨季の開幕前にクラブを去ったとき、誰もが後釜を見つけるのは難しいと思ったことだろう。だけど、その穴はディアスで埋まったかもしれない。無観客の中で、いつもスタジアムに響いているのは彼の声だ。こうした役割を務められる選手は、まさにシティに必要としていたもの。彼は間違いなく、ヴィニーと比較されるに値する選手だよ。そのキャラクターとリーダーシップは、非常に近しいものがあるね」(英『BT Sport』より)

クラブOBのガレス・バリー氏も、ディアスの存在感はコンパニに似ていると語る。昨季は守備の問題にかなり悩まされたマンCだが、このポルトガル代表DFの加入によって今季彼らの最終ラインは鉄壁と呼ぶにふさわしいものとなった。ディアスこそ2020-21シーズンのマンCにおける“最高補強”。そう断言しても、決して大袈裟ではないだろう。

今季前半の不調からの逆襲劇を繰り広げているマンCのなかで、奮闘し続けるコンパニの後継者。若きディフェンスリーダーが披露する魂のこもったプレイには、今後も注目し続けたいところだ。

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