スパーズは今頃首位だった “4度”も起きた逃げ切り失敗の1-1決着

トッテナムにはリーグタイトル狙う力があるが…… photo/Getty Images

2点目を奪いに行くべし

先制してからの試合運びをどうするのか。これはジョゼ・モウリーニョ率いるトッテナムにとって大きな課題だ。

トッテナムは先日フラムと1-1で引き分けたが、この1カ月の間に似たようなゲームが他にも2つあった。同じく1-1のスコアで引き分けた昨年12月27日のウォルバーハンプトン戦、12月12日のクリスタル・パレス戦だ。

このゲームに共通しているのは、トッテナムが逃げ切りに失敗しているということだ。クリスタル・パレス戦は23分にFWハリー・ケインのゴールで先制したものの、81分に同点弾を許してドロー。ウォルバーハンプトン戦は開始1分でMFタンギー・エンドンベレが先制ゴールを奪ったものの、86分に同点弾を決められた。

先日のフラム戦も25分にケインのゴールで先制したが、74分に試合を振り出しに戻されてしまった。先制するところまでは順調なのだが、そこからペースダウンしてしまうのがトッテナムの問題点だ。

1-0のまま試合を終わらせるパターンを目指すのもいいが、現状は機能していない。ダビンソン・サンチェス、エリック・ダイアー、トビー・アルデルヴァイレルトらは優秀なDFではあるものの、超がつくワールドクラスとは言い難い。1-0のまま試合を終わらせるより、積極的に追加点を狙いに行くことでゲームをまとめた方が良いのではないか。

ケイン、ソン・フンミンを中心とした現攻撃陣はプレミアでもトップクラスの破壊力を誇っており、攻撃陣こそが現トッテナム最大のストロングポイントのはず。巧みに引いてカウンターアタックを狙うのも時には有効だが、格下相手には自分たちからボールを動かして圧倒するようなプレイを求めたい。

昨年9月のニューカッスル戦もトッテナムは1-1で引き分けているが、このゲームも展開は同じだった。25分にFWルーカス・モウラのゴールで先制しながら、後半アディショナルタイムにPKを決められてのドロー決着だ。

この4度の1-1ドローがなければ、今頃トッテナムは首位に立っていたはず。逃げ切りに失敗していることを考えれば、1-0のスコアで終盤を迎えるのは危険だ。

先制した後にどう追加点を奪うのか。17日には最下位に沈むシェフィールド・ユナイテッドとのゲームが予定されているが、1-0で勝ち点3を狙いに行くのは理想的とは言えないだろう。

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