サンチョは990分でやっと1点…… 痛すぎたドルトムントの“ハーランド依存”

ドルトムントの攻撃を引っ張ってほしいロイス photo/Getty Images

他のアタッカー陣の得点数が足りない

首位バイエルンと勝ち点差が8点もついてしまい、指揮官ルシアン・ファブレが解任される事態にまでなったドルトムント。今後もバイエルンがいつも通りのペースで勝ち点を積み上げていくならば、今季もドルトムントがブンデスの頂点に立つのは厳しいかもしれない。

苦戦の原因の1つに挙げられるのがFWアーリング・ハーランドへの依存だろう。ここまでドルトムントはリーグ戦で28得点を挙げているが、そのうち10点をハーランドが挙げている。年齢は関係ないとはいえ、20歳の若者に依存しすぎる形となったのは問題だ。

ハーランドに次ぐチーム得点ランク2位はFWマルコ・ロイス、DFマッツ・フンメルス、MFジョバンニ・レイナで、いずれも3点だ。センターバックのフンメルスは別としても、ハーランドを除くアタッカー陣の得点数が少なすぎる。

今季はサンチョも元気がない photo/Getty Images

ハーランド以外のアタッカーが奮起するしかない

昨季は14試合を消化した段階で33得点を挙げており、得点数では今季と大きな差があるわけではない。しかし、得点者のバランスが昨季よりも悪い。ロイスは昨季14試合消化時点で8点、FWジェイドン・サンチョは7点奪っていた。それが今季はロイスが3点、サンチョにいたっては1点だ。FWトルガン・アザールも昨季は頼れる存在だったが、今季は負傷で数試合離脱している。

ハーランドが好調な時は問題が隠れていたが、ハーランドが離脱した昨年12月の4試合で1勝1分2敗と躓いてしまった。勝ち点を落とした3試合はいずれも1点しか奪えていないため、ハーランドの離脱は想像以上に痛かった。

ここからドルトムントが勝ち点を積み上げていくためには、戻ってきたハーランドに加えてロイスとサンチョが得点を重ねるしかない。ロイスは昨季リーグ戦で1502分間プレイし、11得点を記録。136.5分に1点のペースでネットを揺らせていたが、それが今季は273.3分に1点まで落ちている。サンチョの場合は134.7分に1点だったものが990分に1点まで激変してしまっているため、後半戦は何とかフォームを上げてほしいところ。

バイエルンを超えるにはパーフェクトなシーズンを送るしかないが、前半戦でドルトムントは躓いてしまった。現在の4位からバイエルンへ近づいていけるのか。カギはハーランドの周りを固めるアタッカー陣だ。

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