ついにサムライがブンデスの“デュエルキング”に 凄すぎるNo.1の数字

シュツットガルトの遠藤 photo/Getty Images

世界トップレベルの潰し屋へ

日本のデュエルキングは世界のデュエルキングとなっていくのだろうか。

現在ドイツ・ブンデスリーガは開幕から8試合を消化しているが、デュエル勝利数No.1プレイヤーはシュツットガルトでプレイする日本代表MF遠藤航だ。

遠藤は21日に行われたホッフェンハイム戦にもフル出場し、得点も演出してみせた。このゲーム終了時点で遠藤は133回のデュエル勝利数を記録しており、2位のヘルタ・ベルリンFWマテウス・クーニャ(129回)、フランクフルトDFマルティン・ヒンターエッガー(109回)を抑えてリーグトップだ。
遠藤の守備力は2部でプレイしていた昨季から評価されていたが、その能力は1部でも十分すぎるほど通用している。ブンデスリーガを代表する守備的MFとして有名な存在になっていくはずだ。

ホッフェンハイム戦では3失点を喫して3-3のドローだったが、シュツットガルトは昇格組ながら黒星が1つしかない。2勝5分1敗の8位につけており、昇格組としてはまずまずのスタートと言えよう。引き分けの数が多いが、このペースなら第一目標の残留は達成できるだろう。

黒星が1つしかないところに遠藤効果が表れていると言うことができ、遠藤はシュツットガルトに欠かせぬ存在だ。潰し屋は地味なイメージもあるが、遠藤は潰し屋としてチームの主役になってきている。今日本代表で最も勢いに乗っている海外組か。

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