“イタリア版ラムジー”への期待 世界最高のMFの1人になれると評価される男

イタリア代表のバレッラ photo/Getty Images

今後10年はチームを引っ張れる

イタリア代表が負け知らずのチームとなってきた。EURO2020予選は10戦全勝、ネーションズリーグの方でも5試合を消化して2勝3分と結果は上々だ。

15日にもネーションズリーグでポーランド代表を2-0で撃破しており、指揮官ロベルト・マンチーニの下で確実にステップアップできている。来夏のEURO2020で優勝を目標にしてもいいだろう。

イタリアといえば2018ロシアワールドカップ出場権を逃したところから若返りへと動いてきた。その中で伸びてきた選手の1人がMFニコロ・バレッラだ。
インテルでも出番を得ており、セリエAで優勝争いに絡めていることも大きい。2018年10月にイタリア代表デビューを果たしてから2年経ち、23歳ながら今ではイタリアの中盤をコントロールする存在になっている。

今回のポーランド戦でもバレッラはチームトップとなる4度のキーパス(シュートに直結するパス)を記録しており、中盤でのファイトに加えて攻撃面でも違いを生み出せるようになってきている。

英『HITC』はサポーターの声を紹介しているが、バレッラをユヴェントス所属のウェールズ代表MFアーロン・ラムジーに近い選手と評する意見も出ている。

「バレッラのスタイルはラムジーと似ていて、近いうちに世界最高のMFの1人になると確信している」

「成長を続ければイタリア最高のMFだけでなく、世界最高のMFの1人となる」

23歳という年齢を考えると今後10年近くイタリア代表を引っ張っていけるだろう。バレッラが育っているのはイタリアサッカー界にとって非常に大きなことだ。

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