30歳から目指す理想のスタイル ライプツィヒ守護神の成長は止まらない

昨季はライプツィヒをCLベスト4へと導いたグラーチ photo/Getty Images

いずれはノイアー級に?

ベテランと呼ばれる領域に足を踏み入れつつも、RBライプツィヒの守護神はまだ新たなスタイルを取り入れることに貪欲なようだ。今年30歳を迎えたハンガリー代表GKペテル・グラーチが、自身の成長について語っている。

2015年夏にレッドブル・ザルツブルクから当時まだ2部だったライプツィヒへと加入し、以降ずっと同クラブでのプレイを続けているグラーチ。優れたセービング能力に加え、昨季はショートパスによるポゼッションスタイルもチームに取り入れたユリアン・ナーゲルスマン監督の下で足元の技術にも向上が見られた。当時すでに29歳という年齢だった同選手にとって、他の武器を手に入れることはかなり難しい話だったかもしれない。しかし、グラーチはその要求に応えることに見事成功している。

しかし、グラーチの成長はまだまだ止まることなどないのか。すでに30歳を迎えている同選手だが、彼には今からでも目指したいモデルとしている守護神がいるようだ。その守護神とは、バイエルン・ミュンヘンのゴールマウスを守るドイツ代表GKマヌエル・ノイアー。昨季足元の技術を獲得したばかりのグラーチではあるものの、ハンガリー代表GKの視線はすでに次の完成型を見据えている。

「僕はGKコーチのフレデリク・ゲールリングと共に、昨季は足元の技術について見直すことにしたんだ。そしたら、パス成功率が大幅に改善されてね。監督に要求されたこともあったけど、とにかく成長できてよかったよ。これからも僕はリスクを承知で成長を求める。近年、GKに求められる技術は圧倒的に増えているからさ。僕がキャリアを始めた頃に求められていたのはセービング技術だけだったのに、今では本当に仕事が多いんだ」

「その点で、マヌエル・ノイアーは本当に凄いと思うよ。彼はGKの新たなスタイルを確立した。スイーパーGKなんて言葉ができるなんて、最初は思ってもみなかった。とにかく状況判断が素晴らしい。僕もあんなに賢くプレイできたらと思うよ」

独『Der Spiegel』のインタビューにて、グラーチはこのように語っている。ゆくゆくはノイアーのように最終ライン裏もケアできる機動性も手に入れたいとのことだが、はたしてライプツィヒの守護神は今後どこまでGKとしての成長を見せていくのだろうか。ベテランの域に足を踏み入れつつも、貪欲にさらなる成長を求めるグラーチ。彼が選手として完成した際にどんな姿となっているのか、今から非常に楽しみだ。

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