さよなら“鉄壁の守備” CLで乱れる銀河系軍団はグループ敗退へ黄信号

ボルシアMGと引き分けたレアル photo/Getty Images

勝っておきたい2試合で1勝もできず

2-2で引き分けたチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節のボルシアMG戦後、復帰を果たしたレアル・マドリードFWエデン・アザールは勝ち点3のような後味があると手応えを口にした。

27日に行われたこの一戦は87分まで2点のビハインドを負っていたため、そこからカリム・ベンゼマとカゼミロのゴールで追いついて勝ち点1を手にしたのは大きい。

しかし、そんな悠長に構えていられる状況ではない。グループステージ2試合を終えて1分1敗。レアルにとってまさかのグループステージ敗退も十分にあり得る状況だ。
何より強みだったはずの守備が崩れていることが気がかりだ。第1節のシャフタール・ドネツク戦は5本の枠内シュートで3点を奪われ、今回のボルシアMG戦も同じく5本の枠内シュートで2点を奪われてしまった。

アザールが復帰したのはポジティブなことだが、レアルはここからグループ最大の敵であるインテルとの戦いを2試合控えている。ここで白星を挙げられないとなれば、最悪の事態が現実味を帯びてくる。

スペイン『MARCA』は「さよなら鉄壁の守備」と振り返っているが、この守備力でロメル・ルカクらを擁するインテル攻撃陣を抑え込めるのか。

少なくともインテル相手に1つは勝っておきたいところで、11月に予定されるインテルとの2連戦は早くも正念場だ。

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