DF補強だけで驚異の“4億ポンド超え” 後方から続くペップのマンC改革

マンCのウォーカー photo/Getty Images

ここまでは失敗も目立つが……

ジョゼップ・グアルディオラ率いるマンチェスター・シティはどうしても破壊力抜群の攻撃陣に話題が集中するが、就任から力を入れ続けてきたのが最終ラインのテコ入れだ。

グアルディオラが後方からの組み立てに強いこだわりを持っていることもあり、自身の哲学に合うセンターバックとサイドバックを次々と獲得してきたのだ。

今夏にはベンフィカから23歳のポルトガル代表DFルベン・ジアスの獲得を発表。右の大型センターバックとしてヴァンサン・コンパニの後継者になることが期待されており、移籍金も6500万ポンドと高額だ。
英『Daily Mail』によると、これでグアルディオラがマンCでDF補強に費やした金額は4億ポンドを超えた。

ストーンズは苦戦気味(右) photo/Getty Images

大型案件ではジョン・ストーンズ(4750万ポンド)、カイル・ウォーカー(5400万ポンド)、バンジャマン・メンディ(5200万ポンド)、アイメリック・ラポルテ(5700万ポンド)、ジョアン・カンセロ(6000万ポンド)といったところが挙げられるが、このうち大ヒットと言えるのはウォーカーとラポルテくらいだろう。

ストーンズはセンターバックとしてグアルディオラが求める水準に達することができず、左サイドバックのメンディも怪我が多すぎる。DF補強費は今回の取引で4億1320万ポンドに達したと伝えられているが、ここまでは失敗も目立っている印象だ。

果たしてジアスは成功例に入ることができるだろうか。ラポルテの相棒へ、ジアスに失敗は許されない。

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