マンU &チェルシーの躍進に期待せよ 来季プレミア“トップ4”はどうなるか

昨季終盤戦に追い込みをかけたマンU photo/Getty Images

「昨季のような独走状態にはならない」

2018-19シーズンの大接戦とは打って変わり、2019-20シーズンのイングランド・プレミアリーグはリヴァプールが最後まで独走し栄冠を掴んだ。たった1年でここま情勢に変化が生じたことに驚いた人は少ないくないだろう。もしかすると、来季もシーズンが終わってみればファンが驚くような結果になっていた、なんてことがあるかもしれない。

そんな中で、早速2020-21シーズンにおけるプレミアの順位予想を行なっている人物がいる。まだ開幕前だけに少々気が早いかもしれないが、果敢にも自身の見解を示したのはリヴァプールOBのグレアム・スーネス氏だ。英『Manchester Evening News』によると、同氏は各クラブの補強状況などから来季トップ4に名を連ねる可能性が高い4チームを次のように予想している。

「現状では、やはりリヴァプールがタイトルの本命だと思うよ。だけど、昨季のような独走状態にはならないのではないかと睨んでいる。シティも候補からは外せないね。それ以外に、今季私がビッグチャレンジを期待するのはマンチェスター・ユナイテッドとチェルシーの2チームだ。ユナイテッドはファン・デ・ベークを補強したが、GKの問題によっては順位がかなり変わってくるかもしれない。チェルシーは今夏獲得した選手たちがどれほど早くチームに馴染むかがポイントになってくるね」

今夏大補強を敢行したチェルシー photo/Getty Images

「それ以外にタイトルにチャレンジできる可能性があるチームは個人的にないと思う。人々はアーセナル について騒いでいるけれど、私としては彼らがそれを狙うのに十分な強さを持っているとは思えないんだ。現時点でのトップ4予想はリヴァプール、シティ、ユナイテッド、そしてチェルシー。この4チームだ」

顔ぶれ的には2019-20シーズンと変わらないが、そのポイント差や細かい順位に変化が起こるのではとスーネス氏は見ている様子。盤石のリヴァプール、自力のあるマンC、勢いに乗るマンU、そして大補強のチェルシー。たしかに、現時点での予想となればこのあたりのクラブが選ばれるのは当然と言えるか。

とはいえ、最終的に順位がどうなるかは全くわからないのがサッカーというもの。特に群雄割拠のプレミアでは誰も予想し得ない結果が最後に待っているということは大いにあるだろう。はたして2020-21シーズン、プレミアでトップ4に食い込んでくるのはどのチームか。今から開幕戦のキックオフが待ちきれない。

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