EURO2016でベスト4入りのビッグサプライズを起こし、大きく躍進したウェールズ代表。
現在チームを率いるのは同国のレジェンドであるライアン・ギグスで、就任から積極的に若手を招集してきた。
EURO2020でもサプライズの続きが見たいところなのだが、少しネガティブなこともある。
常に代表のキーマンだったMFアーロン・ラムジーと、FWガレス・ベイルが所属クラブで微妙な立場にあるのだ。
いくら若手を招集しているとはいえ、チームの軸となるのはラムジーやベイルといったトップレベルでの経験が豊富な選手たちだ。ウェールズがEURO2020で躍進するためには2人の活躍が欠かせない。
ラムジーはユヴェントスで目立った活躍ができず、レアル・マドリード所属のベイルはピッチ外のことばかりが話題になっている。
特に心配なのはベイルの方だが、英『The Sun』によればギグスにベイルを特別扱いする考えはない。
「誰のことも特別扱いはしない。それぞれ個人の状況を見ていくつもりだ。ベイルはプロフェッショナルで、常にコンディションを保ってきた。キャンプでは彼と話すよ。予選では全てのゲームで彼を起用できたし、今のところ問題はない。心配か?Noだ。状況は変わるかもしれないし、我々は未来を見ないといけない」
ギグスはレアルでのベイルの功績を評価しており、EUROへ向けて復活を望んでいるのは間違いない。
ウェールズ代表にとってはベイルがレアルを離れ、新天地で出番を確保するのが理想的だろう。果たして来夏のEURO2020でベイルは主役となれるのか、今夏の動きは重要だ。
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