“102分に1ゴール”演出する男がベンチはあり得ない キングになるべきMF

レアルのハメス photo/Getty Images

レアル以外のクラブならばキングになれる

レアル・マドリードの中盤にはルカ・モドリッチ、トニ・クロース、フェデリコ・バルベルデ、イスコらがいるため、5番手か6番手の立ち位置だったかもしれない。

しかし、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは間違いなくトップクラスの実力を持つチャンスメイカーだ。

今季もレアルでは思うように出番を確保できなかったが、ハメスほどの逸材がベンチを温めているなどもったいない。すぐにでも王様となれるクラブへ向かうべきだろう。
データで見ても、ハメスの能力が確かなのは明らかだ。

ハメスは2013年にフランスのモナコへ加入し、これまで7年間を欧州五大リーグで過ごしている。

モナコでのリーグ・アン、レアルでのリーガ・エスパニョーラ、バイエルンでのブンデスリーガと、それぞれのリーグで計162試合に出場。そこで得点とアシストを合わせて106点に関与しているのだ。

時間にすると102分に1点のペースで得点かアシストに関与していることになり、やはり攻撃力は高い(WhoScoredより)

現在はイングランドのエヴァートン移籍に関する話題が浮上しており、実現すればハメスにとっては4つ目の欧州五大リーグ挑戦となる。

プレミアリーグの環境はハメスにとって未知だが、その能力から考えればかなり高い確率で成功を収められるのではないか。

特にエヴァートンはレアル時代に指導を受けたカルロ・アンチェロッティが率いており、信頼関係もある。

またエヴァートンは超がつくビッグクラブというわけではない。ハメスが王様になることも可能で、レアル時代とは違う扱いになるはず。

コロンビアサッカー界にとっても、このまま同国の英雄が輝きを失っているのは許せないだろう。来季こそハメスの左足が猛威を振るうのか楽しみだ。

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