7年前から衰えるどころか進化した “バイエルン3人衆”は今の方が上なのか

バイエルンのミュラー photo/Getty Images

2012-13シーズンより上と評価される男たち

2012-13シーズンに続き、2度目の3冠を達成したバイエルン。

セルジュ・ニャブリやジョシュア・キミッヒのように初めて3冠を経験した選手も多いのだが、中にはキャリア2度目の3冠となった者もいる。

前線でロベルト・レヴァンドフスキらアタッカー陣をサポートし続けたトーマス・ミュラー、センターバックでも戦えることを証明したMr.ユーティリティのダビド・アラバ、相棒のジェローム・ボアテング。

ベンチから決勝を見守ったハビ・マルティネス、そして守護神マヌエル・ノイアー。

本来は1度目の3冠から7年の時が経過しているため、ベテランとなった選手たちには衰えの波がくるものだ。28歳のアラバを除けば、全員が30代に突入している。

しかし凄いのは、7年前より今の方が良い状態にあると言える者が数名いることだ。

1番の例はミュラーだろう。アシストマシーンへと変化したミュラーは、今季だけで26のアシストを記録。得点部分はレヴァンドフスキに任せつつ、前線で最高の仕事をこなしている。その影響力は7年前以上と言っていい。

ノイアーも評価が難しいところだが、決勝のパリ・サンジェルマン戦でも好セーブを披露。あのパリの強力攻撃陣を無得点に抑え込んでみせた。近年は批判を浴びることもあったが、今の状態は7年前以上と言っていいかもしれない。

アラバは当時左のサイドバックを務めていたが、21歳と若かった。今は経験も積み、より完成されたプレイヤーになっている。

バルセロナ戦ではオウンゴールがあったものの、本職ではないセンターバックで見事なパフォーマンスを披露していた。28歳の今こそアラバの全盛期と言っていい。

ブンデスリーガ公式では2012-13シーズンのバイエルンと今季のバイエルンの混合ベストイレブンを選出しているが、ここでもミュラー、ノイアー、アラバはベストイレブンに入っている。

ただし、3人とも2020年バージョンで選出されている。ボアテングは7年前の方が良かったと評価されているが、ミュラーら3人に関しては今季の方が良かったとサポーターも認めているのだ。

若手を伸ばしつつ、ベテランはもう1度ピークを迎えた。最高のバランスを保ったバイエルンは3冠にふさわしいチームだった。

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