現在もバルセロナのリオネル・メッシ、ルイス・スアレスに移籍の噂が出るなど、大物プレイヤーの動きは常に話題となる。
しかし、その裏で他にも有力選手の移籍が続々と決まっており、そちらも見逃してはならない。
1.タヒス・チョン(マンチェスター・ユナイテッド→ブレーメン)
まずは若手FWタヒス・チョンのレンタル移籍だ。マンU期待の若手の1人ではあったが、まだトップチームの構想に入ることができなかった。
そこで若手の起用に積極的なブンデスリーガへのレンタル移籍が実現。ブレーメンといえば大迫勇也が所属しているクラブであり、同じ前線としてタヒス・チョンとどのような連携を見せてくれるのか楽しみだ。
2.エヴェルトン・ソアレス(グレミオ→ベンフィカ)
これは少し意外な動きだったか。昨年ブラジル代表の一員としてコパ・アメリカ2019制覇に大きく貢献し、一気に欧州クラブ注目の存在となったFWエヴェルトン。
主に左サイドから仕掛けることを得意とするアタッカーのエヴェルトンは欧州五大リーグへ向かうものと思われていたが、今夏にポルトガルの名門ベンフィカへ加入することになった。
間違いなく即戦力であり、ブラジル国内リーグでもトップクラスの実力者だったエヴェルトンならばポルトガル国内リーグでも無双することが可能かもしれない。
3.オリバー・スキップ(トッテナム→ノリッジ・シティ)
こちらもレンタル移籍だ。トッテナム期待の若手として有名な存在だったが、19歳のスキップがポジションを確保できるほど甘い環境ではなかった。
まずは2部へ降格したノリッジにレンタルで加入し、そこで経験を積んでいくことになる。
将来的にはトッテナムでポジションを確保してほしい逸材だけに、このレンタル移籍で何かを掴んでほしい。
4.ジョン・オビ・ミケル(ストーク・シティ)
ナイジェリアの英雄的存在である33歳のMFミケルは、昨年も市場でちょっとした話題になった。
2017年にチェルシーを離れてからは中国の天津泰達でプレイしていたのだが、昨年ミドルズブラへ移籍。再び欧州の舞台へ戻ってきたのだ。
その半年後にはトルコのトラブゾンスポルへ移籍したものの、こちらも退団。そして新シーズンより再びイングランドに戻ってストークの一員となることが決まった。
すでに全盛期は過ぎたかもしれないが、チェルシーとナイジェリア代表でトップレベルの戦いを経験してきた実績は大きなプラスとなるはず。イングランド2部より、いぶし銀なMFミケルの新たな挑戦がスタートする。
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