バルサの全てをコントロールする男へ オレンジ軍団を操る“司令塔”への注目

バルセロナのデ・ヨング photo/Getty Images

ブスケッツ2世かシャビ2世か

チャンピオンズリーグ準々決勝でバイエルンに大敗したバルセロナは、キケ・セティエンに代わる新指揮官にオランダ代表を指揮してきたロナルド・クーマンを指名した。

クーマンはバルセロナのOBでもあり、指揮官としての実績もある。以前から候補者に挙がってきた人物だ。

今の混乱したバルセロナを立て直すのは簡単な作業ではないが、クーマン就任で期待されることは何だろうか。
スペイン『MARCA』はその1つとして、オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングとの関係を挙げている。

デ・ヨングは昨夏にアヤックスから7500万ユーロもの移籍金で加わったが、バルセロナ1年目はやや存在感が薄かった。

アヤックスとオランダ代表でのデ・ヨングは攻撃の全権を掌握する特別な存在であり、常にデ・ヨングを経由して攻撃がスタートしていた。そこまでの影響力をバルセロナではまだ発揮していないのだ。

「プレイしているのは重要だが、彼がベストポジションでプレイしているかは議論の余地がある。オランダでの彼はもっと低い位置にいて、2枚の中盤でプレイする。バルセロナでは代表やアヤックスとは違うポジションでプレイしていて、彼はより高いレベルのプレイを学ばなければならない。全てがネガティブではないが、私にとって彼のベストポジションはもう少し低い位置だ。そこからの方が良いパフォーマンスが見られると思う」

以前クーマンは教え子デ・ヨングの現状についてこうコメントしていた。シャビ・エルナンデス2世なのか、セルヒオ・ブスケッツ2世なのか。今季のデ・ヨングはポジションが定まり切らなかった部分もある。

クーマン体制のバルセロナではデ・ヨング中心に攻撃が展開されるはずで、中盤には動きがあるはず。そこはクーマン招聘のメリットの1つか。

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