マンUにはもう“ポグバ2世”候補がいる 準備が出来た19歳の大型MF

マンUで技を磨くトラオレ photo/Getty Images

フランスから来た188cmの大型選手

最近のマンチェスター・ユナイテッドは下部組織から続々と若い有望株が出てきており、先日のヨーロッパリーグ・LASKリンツ戦でもDFテデン・メンギがデビューしたばかり。おそらくは来季も若手の積極起用が続くだろう。

まだまだアカデミーには注目のプレイヤーがいるのだが、ポール・ポグバ2世と呼ばれる若者を知っているだろうか。

以前パリ・サンジェルマンのアカデミーに所属し、2017年の夏にマンUヘやってきた19歳の大型MFアリュー・トラオレである。
ポグバと同じセントラルMFを本職とし、188cmものサイズを誇る。今季はU-23のカテゴリーにて14試合で4得点の結果を残しており、着々と才能を伸ばしているのだ。

問題は、トップチームでの出番がいつになるかだ。仏『RMC Sport』によると、トラオレ本人はかなり自身の実力に手応えを感じている。

トップチームで戦う準備は整ったと考えているようで、このままマンUの下部組織でじっとしているつもりはない。トップチームでチャンスが与えられないならば、マンUを離れることも1つの手と考えているようだ。

「プロとしてのキャリアをスタートさせたいね。まだ契約は1年残っているし、ドアは閉ざしていない。ここを去る時は、トップチームで出番を得ることを目的とする。他の場所で同じ状況になるのに、マンチェスターを離れたくはない。僕は成長のために変化する必要があり、それはトップチームで起こることなんだ」

「僕は筋肉もつけてフィジカル的に強化されているし、戦術理解も深めている。プロとして戦う準備はできていると思う」

トップチームで出番が与えられない場合、トラオレはそう遠くないうちにマンUを離れる決断を下すかもしれない。

それはユヴェントスへ向かったポグバと同じことになってしまう。その身体能力は魅力的だが、マンUはトラオレにチャンスを与えるのか。

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