プレミアリーグのタイトルをリヴァプールから奪うべく、マンチェスター・シティは今夏も補強へ動くだろう。
現在そのターゲットの1人となっているのが、ボーンマスでプレイするDFネイサン・アケだ。
チェルシーに所属していた選手としても有名なレフティーのアケは、イングランド国内において人気の高い選手だ。
では、なぜそれほどアケは人気が高いのか。英『sky Sports』がその人気の理由を紹介している。
まず1つは若さと経験だ。25歳ながら、アケはプレミアリーグの戦いを146試合も経験している。現在のプレミアリーグにおいて、25歳以下のDFでアケ以上に出場数が多いのはマンチェスター・ユナイテッドのルーク・ショーとアーセナルのエクトル・ベジェリンのみだという。
2つ目の理由は高いユーティリティ性だ。今季はセンターバックでプレイする機会が多いが、アケは左サイドバックと守備的MFをこなすことができる。加えて左利きというのは非常にレアだ。
チームを指揮するエディ・ハウは、昨年5月にアケのユーティリティ性についてこのように語っている。
「ネイサンは中盤の役割を楽しんだように思う。彼もこの役割を好んでいるんじゃないかと思うよ。ネイサンのようなユーティリティ性あるプレイヤーは魅力的だ。我々が望むポジションの全てでプレイできるのではと思う」
またアケは複数ポジションをこなしながらも、今季のパス成功率は87.6%と安定している。ジョゼップ・グアルディオラのスタイルにフィットするタイプのDFと考えられるのだ。
今季のマンCは守備陣の故障者に悩まされた。アケのようにセンターバック、左サイドバック、守備的MFを高いレベルでこなしてくれる選手がいれば心強いだろう。
2017-18シーズン以降、アケはボーンマスにとって貴重な戦力であり続けた。その証拠に、アケが出場した105試合の勝率は29.5%なのに対し、欠場した8試合は6敗も喫している。勝率はたった12.5%だ。
経験も積み、若くてユーティリティ性もある。アケの人気が高いのも頷けるというものだ。年齢的にもビッグクラブでチャレンジしたいところで、マンC入りは悪いアイディアではないだろう。
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