“ピケ風DF”になる目標はどこへ E・ガルシアの成長で変わるストーンズの立場

マンCのストーンズ photo/Getty Images

気付けばもう26歳

新しいセンターバックを1枚は獲得する必要があると言われる中、今季のマンチェスター・シティでは19歳のDFエリック・ガルシアが評価を伸ばしてきた。

リーグ戦再開後もアーセナル、リヴァプールなどビッグマッチで先発を任されており、両方ともクリーンシートを達成。アイメリック・ラポルテのパートナーとして心強い若手が伸びてきた。

ガルシアはバルセロナのカンテラ(下部組織)出身の選手で、今ではバルセロナがガルシアの再獲得を望んでいるとも言われている。
この動きは注目していく必要があるが、仮にガルシアがマンCに残った場合ジェラール・ピケ2世候補として期待されていた男の立場はどうなるのだろうか。

ピケ2世候補として期待を集めていたのは、26歳になったジョン・ストーンズだ。

ジョゼップ・グアルディオラが指揮官に就任した際、足下の技術に優れるストーンズはピケのようなセンターバックへ成長するのではないかと期待されていた。

しかし怪我もあり、期待されていたほどの成長は見せていない。リーグ戦再開後も、前節のニューカッスル戦が初の出場だった。序列ではガルシアが急激に追い上げている印象だ。

英『Daily Mail』もストーンズの将来を気にかけており、今夏にマンCがもう1枚センターバック獲得へ動く場合は余計にストーンズの立場が危うくなると見ている。

ただしストーンズ本人は、マンCにてグアルディオラに自身の価値を再度アピールしたい考えなのだという。

ストーンズの成長は、イングランド代表にとっても重要なことだ。やや伸び悩んでいる印象があるが、もう1度マンCにとって重要な選手だと証明できるか。

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