ドイツ・ブンデスリーガで今季暴れ回ったヤングスターは多い。ドルトムントのFWアーリング・ハーランドやFWジェイドン・サンチョ、RBライプツィヒのFWティモ・ヴェルナー、レヴァークーゼンのMFカイ・ハフェルツなど。よく話題に上がるのはこういった選手たちか。
しかし、彼ら以外にも将来性豊かな選手が2019-20シーズンのブンデスでは何人も名を揚げた。ホッフェンハイムで頭角を現す20歳のMFクリストフ・バウムガルトナーもその一人だ。
昨季トップチームデビューを飾り、今季はホッフェンハイムの攻撃陣に欠かせない存在となったバウムガルトナー。2019-20シーズンは公式戦28試合に出場して7ゴール6アシストをマークしている。間違いなく有望株としてカウントして問題ない選手だろう。
そんなバウムガルトナーはトップクラブで活躍する同世代選手にかなり刺激を受けている様子。独『spox』のインタビューに登場した同選手は、サンチョやハーランドといった選手を自身の参考にしていると次のように語った。
「いずれは僕もサンチョやハーランドのレベルを目指したいね。まだ自分と比較できないほどに遠い存在だけど、目標であることに違いはない。彼らは絶対的なトッププレイヤーであり、世界でも稀有な存在だ。ただ、人々が思うほどに実力がかけ離れているとも思わないんだ」
現時点では実力に差があるものの、バウムガルトナーはサンチョやハーランドが決して追いつけない場所にいるわけではないと感じているようだ。キャリアの早い段階でロケットスタートを切ったドルトムントの2人だが、これからの成長次第ではバウムガルトナーの評価が彼らを上回る日もやってくるのだろうか。
ドイツで大爆発の時を待つ20歳のヤングMF。ホッフェンハイムの新鋭は着実に経験を重ね、大爆発する時を虎視眈々と窺っている。
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