欧州屈指のチャンスメイカーと呼ばれる選手は、やはりボールを持った時にこそ輝きを増す。そうした選手はポゼッション率を高く保つチームでプレイする必要があるのだ。
「ボールを持っていない時はワーストプレイヤーの1人」
英『sky Sports』にて、アーセナルOBポール・マーソン氏よりこう切り捨てられたのは現アーセナルMFメスト・エジルだ。
プレミアリーグ再開後もエジルの出番は増えず、相変わらずファーストチョイスになりきれていない。マーソン氏は、今のアーセナルのスタイルにエジルは合っていないと主張する。
「エジルは適切なチームでプレイすべき代表的な選手だと思う。彼は大きく成功しているチームでプレイしないといけないんだ。今のアーセナルで彼はプレイできない。30代となった今の彼が変化することはないし、アーセナルも彼のためにスタイルを変えることをしないだろう。彼は戻らないし、相手を追いかけない。毎試合70%ほどボールを支配するチームは彼を必要とし、そこでならプレイすることになる」
「彼はボールを持っていない時に興味を失う。ボールを持っていなければ、彼は世界最悪の選手の1人だよ。私はそう言うね」
エジルもサボる選手ではないが、確かに守備面で強みを発揮するタイプではない。相手を追いかけ、スライディングタックルを喰らわせるような選手ではない。
現代でポゼッションにこだわるチームはそれほど多くないが、エジルにとってのベストクラブはどこなのだろうか。才能は抜群だが、使いにくい選手の1人と言える。
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