“3冠FW”なのにバロンドール候補外 勝負強すぎたインテルのエース

インテルで活躍したミリート photo/Getty Images

重要なゲームでゴール連発

良いストライカーの条件に、大一番でゴールを決められるかどうかが挙げられる。

その点を完璧に満たしていたと英『90min』より評価されたのが、インテルを3冠へと導いたFWディエゴ・ミリートだ。

ミリートは過小評価されていると言っていいストライカーだ。アルゼンチン代表でも主役になる機会がなかったが、かなりレベルの高い点取り屋だったのは間違いない。
2009-10シーズンにはインテルの絶対的エースとして君臨したわけだが、何より目立ったのは勝負強さだ。

このシーズンにミリートはリーグ戦で22得点を挙げているが、数よりも内容が素晴らしいと評価されている。

ミランとのダービーマッチでは2試合とも得点を記録し、リーグ優勝がかかった大事な終盤戦でもラスト2試合のキエーヴォ戦、シエナ戦で連続得点を記録。ここでの勝利がなければ、2位ローマにひっくり返されていた可能性がある。

またコッパ・イタリア決勝でもローマ相手に決勝ゴールを記録。チャンピオンズリーグの方でも準決勝1stレグ・バルセロナ戦にて1得点2アシスト、決勝のバイエルン戦でも2得点を挙げている。

この勝負強さはもっと評価されるべきであり、同メディアも当時のミリートがバロンドール候補に挙がらなかったことに疑問を抱いている。

3冠へ導いたストライカーにしては少し評価が低すぎるところがあり、その実力はもっと評価されるべきだろう。

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