“超広範囲カバー”コンビ ファン・ダイク&ゴメスはプレミア最高級か

リヴァプールのファン・ダイク&ゴメス photo/Getty Images

すぐにフィットしたリヴァプールの2人

2018-19シーズンのプレミアリーグ開幕戦、リヴァプールはちょっとしたピンチを迎えていた。

DFデヤン・ロヴレンが負傷し、DFジョエル・マティプもベンチ外と、センターバックに穴が出来ていたのだ。

そこで指揮官ユルゲン・クロップが選んだのは、フィルジル・ファン・ダイクと若いジョー・ゴメスのコンビだった。あくまで緊急的な措置だったはずだが、英『90min』は数秒でゴメス&ファン・ダイクのコンビが合っていることに気付いたと振り返る。
そこから2人はサポーターも認める理想的なセンターバックコンビとなり、ゴメスの評価も急上昇することになった。

データで見ると、昨季のスタートからリーグ戦でゴメスが離脱していたゲームの1試合平均失点数は0.7点。それがファン・ダイクとゴメスがコンビを組むと、1試合平均失点数は0.4点まで下がる。

若いゴメスと、経験も積んで世界最高クラスのセンターバックと言われるようになったファン・ダイクは年齢的にも理想的だ。両者ともスピードを備えていることも特徴的で、サイドバックをこなせるゴメスもカバー範囲が広い。相手のカウンターアタックに対して広範囲をカバーできるのもこのコンビの強みだ。

今後もしばらくはこのコンビがクロップのファーストチョイスとなるはずで、このコンビが安定している限りリヴァプールの黒星はかなり少なく抑えられるはずだ。

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