ベンゼマより良いスタートなのに“3番手” 976分で10点決めたFWの不思議

レアルのマリアーノ photo/Getty Images

目立たずとも凄まじい得点力

今のレアル・マドリードには、何とも評価するのが難しい不思議なストライカーがいる。

カリム・ベンゼマ、ルカ・ヨビッチに次ぐ3番手FWといった立ち位置にあるマリアーノ・ディアスだ。

不思議な能力を持つマリアーノは、今季もリーグ戦で2試合しか出場機会を与えられていない。しかし、そのうちの1つであるバルセロナ戦では試合終了間際にゴールを奪っており、クラシコの舞台で誰も予想していなかったゴールを決めたのだ。
スペイン『MARCA』もマリアーノについての不思議を特集しているが、何より凄いのはレアルに加入してから僅か976分間で10ゴールを奪っているところにある。

マリアーノは途中出場が多いため、1試合平均のプレイタイムは26.38分とかなり少ない。それを考えると、976分間で10得点の数字は非常に興味深い。

マリアーノはレアルで通算37試合に出場し、976分間プレイして10得点。例えば現エースのベンゼマも同じく加入から37試合プレイした段階で10得点に乗せているのだが、ベンゼマの場合はプレイタイムが1827分もあった。マリアーノの倍近い数字だ。

実力的に、マリアーノは他クラブなら1番手ストライカーになれるはず。それだけの得点感覚を備えた選手だ。

かなり評価するのが難しいストライカーとも言えるが、マリアーノのキャリアは今後どうなっていくのか。欲しがるクラブは多いはずだ。

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