ブンデスリーガで最も活躍したフランス人選手の1人に、バイエルンで長くプレイした現フィオレンティーナFWフランク・リベリが挙げられる。
左サイドからゴールとアシストを量産したリベリは、2012-13シーズンにはバイエルンで3冠を経験。バロンドールにふさわしいとまで言われるほどの活躍を見せた。
そして今、そのリベリの背中を追いかけようとフランス人選手が続々とブンデスリーガへやって来ている。
その1人がボルシアMGでプレイするFWアラサン・プリーだ。プリーは5月31日に行われたウニオン・ベルリン戦にフル出場し、1得点2アシストを記録。これで今季リーグ戦の得点数とアシスト数の両方が二桁の10点に達することとなった。
仏『Footmercato』によると、フランス人選手がブンデスリーガにて得点とアシストの両方を二桁に乗せるのはリベリ以来のことだという。
プリーはフランス代表で主力になっているわけではないが、所属するボルシアMGの方では重要な戦力としてフル稼働している。チームでは同じくフランス人アタッカーのマルクス・テュラムも奮闘しており、フランス人アタッカー2人への期待は大きい。
リベリの場合はその活躍を長きに渡って続けたことでワールドクラスの評価を得たわけだが、プリーもその領域へ近づけるのか。ひとまず昨季の12得点に続き、2シーズン続けてリーグ戦二桁得点は達成した。アシストの方も順調に伸びているため、得点&アシストの両方で貢献できるリベリのようなプレイヤーを目指したいところだ。
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