“デ・ブライネ2世”とはちょっと違う 20歳の逸材MFが語る名手との比較

パルマで躍動するクルゼフスキ photo/Getty Images

世間からの評価に少し違和感?

スポーツの世界では将来性豊かな選手を「○○2世」と呼ぶことがある。これはすでにその競技で名を挙げた選手たちに似た能力を持つ若手に対して、ファンやメディアが期待を込めてつけるもの。そして今、イタリアで注目を集めている20歳もそんな「〇〇2世」と呼ばれる選手だ。

それはユヴェントスからパルマにレンタルされているスウェーデン代表MFデヤン・クルゼフスキ。カットインからのチャンスメイクや長距離のフリーランでパルマの攻撃を牽引する彼は、そのプレイスタイルからファンやメディアの間で「ケビン・デ・ブライネ2世」と呼ばれている。たしかに中盤の高い位置でゲームを支配する姿はベルギーの至宝を彷彿とさせるところがあり、人々がそう呼ぶのも無理はないだろう。

しかし、本人としては期待されるのが嬉しい反面、自身がデ・ブライネとは少し違うとも思っているようだ。攻撃的なポジションを務めるのも悪くないが、自分が本領を発揮できるのはもう少し深い位置かもしれないとクルゼフスキは語る。

「デ・ブライネは世界でも5本の指に入る選手だよ。彼のことはよく見ている。驚異的だし、あんな選手になりたいと思ってもいるよ。そして、いつか抜かそうとね。多くのことを学んでいるさ。でも、ポジションはプレイするチームによると思うな。パルマでは攻撃的なポジションでパーフェクトだと思っているけれど、アタランタの下部組織でプレイしていた頃にはもう少し後ろでプレイしていたんだ。個人的にはそっちの方が自分に合っていると思うよ」

クルゼフスキがこのように話したことを伊『calciomercato』が伝えている。人々が彼のスタイルに抱いているイメージはパルマにレンタルされて以降のもの。それ以前のプレイをあまり知らないだけに、自身と世間の考えには少しズレが生じているのだろう。

とはいえ、各方面から高評価を得たのは攻撃的なポジション。はたしてクルゼフスキは今後どちらの役割で勝負を挑んでいくのだろうか。難しい選択となるが、若者の将来は楽しみだ。

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