21世紀以降、チャンピオンズリーグ決勝の舞台で最も輝きを放った選手は誰だろうか。
当たり前だが、決勝には準決勝までとは異なる特別な緊張感が漂う。その空気の中でチームを勝利へ導く特別なパフォーマンスを披露するのは極めて難しいものだ。
興味深いランキングを作成したのは英『Squawka』だ。同メディアは、「チャンピオンズリーグ決勝にてMOMを受賞した中で、最も輝いた選手」ランキングを作成。21世紀以降、決勝で1番の輝きを放ったMOMプレイヤーを選んでいる。
10位:ディエゴ・ミリート(インテル/2009-10)
9位:ガレス・ベイル(レアル・マドリード/2017-18)
8位:アンヘル・ディ・マリア(レアル・マドリード/2013-14)
7位:アリエン・ロッベン(バイエルン/2012-13)
6位:ディディエ・ドログバ(チェルシー/2011-12)
5位:オリバー・カーン(バイエルン/2000-01)
4位:スティーブン・ジェラード(リヴァプール/2004-05)
3位:シャビ・エルナンデス(バルセロナ/2008-09)
2位:ジネディーヌ・ジダン(レアル・マドリード/2001-02)
1位:リオネル・メッシ(バルセロナ/2010-11)
1位に選ばれたのは、2010-11シーズンにマンチェスター・ユナイテッドを撃破したメッシのパフォーマンスだ。
マンUの最終ラインを統率するのはリオ・ファーディナンド&ネマニャ・ビディッチの2人で、技術はもちろん経験も豊富なパーフェクトコンビだ。同メディアはその2人が練習用のコーンに見えたと表現しているが、確かにこの日のマンUはメッシに振り回されていた。
メッシは後半に強烈なミドルシュートから決勝点を奪っており、3-1のスコア以上にバルセロナとマンUの間には実力差があったように感じられる。
イスタンブールの奇跡を起こしたリヴァプールのジェラード、レヴァークーゼン相手に伝説の左足ボレーを叩き込んだジダンも、当時のメッシの輝きには敵わなかったか。
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