リーグ戦再開されればキーマンに? 24歳がチェルシーの“秘密兵器”となる

怪我で長期離脱を強いられていたロフタス・チーク photo/Getty Images

長身MFがピッチに帰ってくる

チェルシーの中盤が“才能の宝庫”となっている。その層の厚さは欧州でも屈指のレベルにあると言っていいのではないだろうか。ジョルジーニョ、エンゴロ・カンテ、ロス・バークリー、マテオ・コバチッチなどの実力者が揃い、さらに今季はメイソン・マウントやビリー・ギルモアといった若い力も頭角を現している。競争は熾烈だ。

有能な人材が多く揃っているだけに、フランク・ランパード監督も良い意味でスタメン選びに頭を悩ませていることだろう。しかし、今季しばらく怪我による長期離脱を強いられていた24歳も忘れてはいけない。ルベン・ロフタス・チークだ。

身長191cmのフィジカルを活かしたパワフルなドリブルと柔らかなボールタッチから繰り出される高精度のパスを武器に、マウリツィオ・サッリ前監督体制下で存在感を示していたロフタス・チーク。昨季終盤戦に負ったアキレス腱の怪我による長期離脱で今季こそまだ出場はないが、そのポテンシャルの高さに疑いの余地はない。復帰となればチェルシーにとって大きな戦力となるだろう。
そんなロフタス・チークには英『football.london』も大きな期待を寄せている様子。リーグ戦中断後に本格復帰が濃厚と見られる彼を、同メディアは「フランク・ランパードの秘密兵器になる」と評する。

「ロフタス・チークの復帰が遅すぎるということない。リーグ戦の中断は彼に限って言えば朗報だった。負傷から完全に回復できれば、再開後はランパードの下で彼は大きな役割を果たすこととなるだろう」

他の中盤の選手にない“サイズ”という明確なストロングポイントを持っているロフタス・チーク。いきなりスタメンというのは厳しいかもしれないが、その強みは途中出場からでも存分に効力を発揮することだろう。2019-20シーズン終盤戦、チェルシーに頼もしい男が帰ってくる。

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