僕らは甘やかされてた…… “当たり前の贅沢”が失われた現状にマクトミネイ反省

ゴールを喜ぶマクトミネイ。試合で結果が出せるのも、普段から世話してくれるスタッフのおかげだ photo/Getty Images

シャツも自分で洗わねばならない

アーセナル、トッテナムに続き、マンチェスター・ユナイテッドも5月18日からトレーニングに戻る予定だ。

当然、厳密なソーシャルディスタンスを保った上でトレーニングは行われる。選手は個人でトレーニング場に行き、少人数のグループで練習をする。多すぎる場合はローテーションを組み、終わったあとはシャワーを使うことすらできず、そのまま帰宅することになる。

汚れた練習着の洗濯も、選手が自分で行うことになる。クラブには洗濯などの世話をするスタッフがいて、汚れたシャツを洗って畳み、ロッカールームに準備しておいてくれるのが普通だった。マンチェスター・ユナイテッドMFスコット・マクトミネイは、今まで自分たちがいかに甘やかされていたかを痛感している。英『Daily Mail』がコメントを伝えた。
「マンチェスター・ユナイテッドで贅沢な生活をすることについて、みんなそれを当たり前だと思ってる。食堂の食べ物と同じように、キットは毎朝きちっと準備されていた」

「僕らはそれを当然だと思ってた。それがどこから来ているのか、僕らのために誰が何をしてくれているのかを、常に思い出す必要があると思ったよ」

マンUのような世界的なビッグクラブであっても、今は非常事態。自分の面倒は、自分で見なければならない。だが、普段働いてくれるスタッフへの感謝の気持ちを改めて思い出すことができたのは、決して悪いことではないだろう。

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