現在、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスの後継者として、インテルに所属するアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスの獲得を目指しているとされるバルセロナ。しかし、ネッラズーリ側のガードは硬いようで、なかなか具体的な話にまでは発展していない様子だ。
先日はインテルの副会長を務めるハビエル・サネッティ氏が、「残留してくれることを願っているよ。彼は我々にとって財産だ」と発言しバルサ側を牽制。こういった要素も含めて、獲得は困難なミッションとなることが予想される。しかし、スアレスの後継者を確保することがバルサにとって急を要する問題であることに違いはない。となれば、L・マルティネスの獲得を断念した場合、バルサは次の標的として誰を狙うべきか。スペイン『Cadena SER』がオススメするのは、少し意外な選手だ。
それは現在レアル・ソシエダでプレイしている20歳のスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサク。身長190cmのサイズを誇り、母国では“ズラタン・イブラヒモビッチ2世”とも呼ばれてきた選手だ。彼を確保できれば、バルサはチームに足りない高さを加えることができる。今季は中断前まで公式戦34試合に出場して14ゴール3アシスト。リーガ・エスパニョーラは今季が初挑戦だが、うまく水に馴染んでいることもポジティブな要素と言えるだろう。
前所属のドルトムントが買い戻し条項を有しているとされるイサクだが、それには本人の同意が必要とのこと。しかし、今年2月に同選手はその古巣に関して「戻ることは一切考えていない」と発言している。強力な競争相手は現時点でおらず、バルサが動けば確保できる可能性は高いか。スペイン『as』によると、イサクの契約解除金は7000万ユーロ(約82億4000万円)程度と見込まれている。
はたして、バルサはL・マルティネスの獲得を断念した場合にどう動いてくるか。もしかすると、来季カンプ・ノウで輝いているのはイサクの方かもしれない。
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