ドルトムントとの契約が今夏で満了となるMFマリオ・ゲッツェは、どこへ向かうべきなのか。
ドルトムントでは存在感が薄くなっているものの、ゲッツェはまだ27歳だ。ややピークは過ぎたかもしれないが、老け込む年齢ではない。適切なチームへ移籍すれば、まだまだトップレベルのパフォーマンスを披露できるはずだ。
今回は英『Squawka』がいくつか移籍先を提案しているが、ドイツに2014ブラジルワールドカップのタイトルをもたらした天才MFはどこへ行くべきなのか。
1.リヴァプール
まず同メディアが夢の移籍先に挙げたのがリヴァプールだ。リヴァプールに向かえば恩師ユルゲン・クロップと再会することになり、クロップも教え子であるゲッツェの特長は頭に入っているはず。クロップの下でならばもう1度フォームを取り戻せるかもしれない。
ただ、仮にリヴァプールへ加入すれば日本代表FW南野拓実にとっては厄介なライバルとなる。ゲッツェは偽9番としてもプレイできるため、南野のことを考えると避けてほしいシナリオか。
2.レヴァークーゼン
もっと現実的な話をするならば、ドイツ国内での移籍が妥当だろう。ゲッツェはドイツ以外のリーグでプレイしたことがなく、国外リーグに適応できるかは分からない。慣れ親しんだブンデスリーガでプレイする方が無難なのは間違いない。
その点でレヴァークーゼンは理想的だ。攻撃的なフットボールを継続していることに加え、レヴァークーゼンは今夏にもMFカイ・ハフェルツを失う恐れがある。その後釜としてゲッツェを迎え入れるのは悪い判断ではない。また、レヴァークーゼンを指揮するピーター・ボスがドルトムント時代にゲッツェと仕事をしていることもプラスに働くだろう。
3.ミラン
同メディアがオススメしたのは、苦戦する名門・ミランを救う一大プロジェクトへの参加だ。ゲッツェが何よりも優先すべきは出場機会の確保であり、チャンピオンズリーグ出場権を持たないクラブにも目を向けていくべきだろう。ミランならば出番を確保できる可能性はあるはずで、ミランにとっても話題性を考えると悪い話ではないか。
4.MLS
最後にワイルドカードと紹介されたのが、アメリカ・MLS行きだ。欧州トップリーグを離れるには早すぎる気もするが、高額な給与を求めるならばMLSが望ましい。スター選手として歓迎されるのは間違いなく、欧州以外に目を向けるのも1つの手だ。
果たしてゲッツェはどのような決断を下すのか。ドイツ代表入りも諦めてはいないはずで、来年に延期されたEURO2020、その先に待つ2022カタールワールドカップへ向け、ゲッツェにはベストな判断を下してほしい。
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