バイエルンで輝く“超高機動型”ゲームメイカー どこにでも顔出す司令塔

ピッチの至る所に颯爽と現れるキミッヒ photo/Getty Images

どこからでもチャンス作れるパスマスター

中盤の底から長短織り交ぜたパスで試合のリズムをゲームメイカーと言えば、どんな特徴を持った選手を思い浮かべるだろうか。アンドレア・ピルロ、ミラレム・ピャニッチ、マルコ・ヴェラッティ……。どちらかというと、どっしりと構えてあまり動き回らないイメージを持っている人も少なくないだろう。

しかし、バイエルン・ミュンヘンでその役割を任されている男は常に動き回る“超高機動型”の選手だ。その名はジョシュア・キミッヒ。近頃はしばらく右サイドバックを主戦場としていた同選手だが、そのパスセンスが抜群なことから今季は中盤の底で起用されることが増えている。パスの散らし方、縦パスを入れるタイミングも絶妙だが、彼の司令塔としての最大の特徴は“走れる”ことだろう。今季はリーグ戦で1試合に13km以上の走行距離を稼ぎ出すことも珍しくない。

そんなキミッヒの2019-20シーズンのリーグ戦合計走行距離がとんでもないことになっている。同選手が今季ここまでブンデスで記録している同スタッツはリーグトップの293.6km。2位のブレーメンMFデイヴィ・クラーセン(284.0km)を10km近くリードしており、まさにダントツと言えよう。1試合平均で10.87kmも走るとは驚きだ。

その上で合計ボールタッチ数2397回もリーグトップを記録しているキミッヒ。こちらも2位のレヴァークーゼンMFスヴェン・ベンダー(2218回)とは100回以上の大差がついている。ブンデスで誰よりも走って誰よりもボールに触るキミッヒ。これほど動ける司令塔が今までサッカー界にどれほどいただろうか。

バイエルンの中盤で輝く“超高機動型”ゲームメイカー。彼一人いるだけでバイエルンの攻撃陣は大いに助けられていることだろう。他の選手ではあまり見られない働きをする司令塔がドイツで暴れている。

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