世界も日本の“ゴールデンボーイ”たちに注目 将来を担う4名の若きサムライ

今季セリエAで存在感を放っている冨安 photo/Getty Images

中でも冨安を大絶賛 

近年、才能あふれるたくさんの日本の若手選手が欧州挑戦を行なっているが、そんな若きサムライたちに世界も注目しているようだ。

「ヨーロッパでプレイする日本のゴールデンボーイたち」との見出しで「若手選手という観点から大きな進歩を遂げている代表チームがあるとすれば、それは日本だ」と綴ったのが独『Onefootball』のイタリア語版だ。同メディアは「様々なヨーロッパのリーグで示す若手日本人選手のクオリティは、オリンピックや日本代表の将来に希望を与えるが、真のゴールデンボーイは誰だ?」と題して、今季印象を残している選手を4名挙げた。

見事選ばれたのは、レアル・マドリードからマジョルカへレンタル移籍中のFW久保建英、今季ヨーロッパリーグで大活躍を見せているフランクフルトのMF鎌田大地、ベルギーで1年目から存在感を放っているシント・トロイデンのFW鈴木優磨、セリエAで評価がうなぎ上りのボローニャDF冨安健洋だ。
久保に関しては「予測不能なプレイやスピード、危険性など、Jリーグで証明したすべての資質をマジョルカでも示している」と、鎌田は「ヨーロッパの舞台で際立っている。アーセナル戦でが2ゴールを挙げ、ザルツブルク戦ではハットトリックを達成した」と、鈴木は「移籍直後は適応や怪我の対応するのに苦しんだが、本来の状態を取り戻した後はすぐに存在感を放った。それ以降、大きく成長し、チームで最も重要な選手の一人となっている」と綴っている。

そしてイタリア語版だけあって、やはり特に絶賛していたのは冨安だ。同メディアは「長友との別れのあと、我々は皆、リーダーに近いメンタリティを持つ日本人選手はもう来ないだろうと考えていた」と明かした上で「しかし、幸いなことにサバティーニ(ボローニャSD)が私たちを否定した。ボローニャに冨安のような才能をもたらしたのだ」とコメント。また、適応や語学習得の速さ、戦術理解度の高さ、複数のポジションを柔軟にこなせるユーティリティ性なども称賛している。

さらに、そのほかの才能として菅原由勢(AZ)や食野亮太郎(ハーツ)、中村敬斗(トゥウェンテ)、板倉滉(フローニンヘン)といった期待の若きサムライの名前も挙げられていた。

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