リヴァプールの現エースはスアレスをも超える 得点奪い続けるゴールマシーン

リヴァプールで得点を量産し続けるサラー photo/Getty Images

「ここ10年で獲得した最高の選手」

現地時間7日に行われたプレミアリーグ第29節でボーンマスに2-1で勝利したリヴァプール。前半開始早々に先制点を許す展開も、その後キッチリ2点を奪い返しての逆転勝利。ここのところ少し調子を崩していた彼らだが、また試合巧者ぶりが見て取れた試合内容と言っていいだろう。

その中でも、試合後に注目を浴びたのがこの試合で先制点を挙げたFWモハメド・サラーだ。同選手はボーンマス戦での1ゴールにより、今季全てのコンペティションを合わせた得点数は20ゴールに到達。これで2017-18、2018-19シーズンに続いて3シーズン連続での20ゴール達成となった。リヴァプールにおいては、元イングランド代表FWマイケル・オーウェンが2000-01、2001-02、2002-03シーズンに記録して以来の快挙だ。

そんなリヴァプール移籍以降、安定してゴールを奪い続けるサラーに対して、クラブOBのダニー・マーフィー氏が最高級の賛辞を送っている。英『talkSPORT』に対して、同氏は次のように語った。
「サラーはとてもユニークな選手だね。広い範囲から得点できるし、多くの得点を短期間で奪うこともできる。センセーショナルだよ。中央の選手ではないから他のストライカーと単純比較することはできないが、様々な役割をこなしつつここまで得点数を伸ばすことができるという点で、誰よりも優れていると私は思うよ。彼はおそらく、リヴァプールがここ10年間で獲得した中でも最高の選手だ。スアレスもセンセーショナルな選手だったけど、サラーの一貫性や試合に出続ける能力は突出したものがある。ゴールの後に派手なセレブレーションをするような目立ちたがり屋でもないしね。彼はただひたむきにゴールを奪い続けるんだ」

リヴァプールはここ10年間でルイス・スアレスやフェリペ・コウチーニョといった選手を獲得してきたが、その中でもサラーは一段上の選手とマーフィー氏は考えているようだ。リヴァプールで輝き続けるサラーだが、はたしてこのストライカーは今後そのクラブキャリアでいつまでゴールを積み重ね続けるのだろうか。この調子なら、いずれサラーが“ここ10年”どころか“クラブ史上”最高の選手となってもおかしくはない。

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