たった“一敗”で騒がれるのは強さの証 リヴァプールは周囲の雑音気にするな

ワトフォードに敗れ無敗記録が途絶えてしまったリヴァプールだが…… photo/Getty Images

「一度蜂に刺された程度で……」

今季イングランドで無敵の強さを誇っていた常勝軍団にとうとう土がついた。現地時間29日に行われたプレミアリーグ第28節でワトフォードと対戦したリヴァプール。残留争いに巻き込まれているクラブとの対戦とあって、開幕から続く彼らの無敗記録はまた1試合更新されると多くの人が疑わなかったはずだ。しかし、結果は0-3の完敗。誰もが予想しえなかった試合で、彼らは黒星を喫することとなってしまった。

まさに痛恨の一敗と言えるだろう。データサイト『Opta』によると、イングランドのトップリーグにおいて首位チームが降格圏に沈むチームに3点差以上で敗れたのは、1985年の11月にマンチェスター・ユナイテッドがレスターに0-3で敗戦して以来だという。実に25年ぶり出来事だ。

リヴァプールにとっては痛すぎる試合となってしまったワトフォード戦。通常の一敗よりもそのショックが大きいことは間違いない。場合によっては、これをキッカケに今後負けが込んできてしまう可能性もあるか。しかし、元イングランド代表FWで現在は解説者を務めるアラン・シアラー氏は、今回の敗戦がリヴァプールに与える影響はないと主張する。

「クロップのチームがプレミアで優勝を逃すことはないだろう。ここまでの戦いぶりからもそれは明らかだ。決まるのは時間の問題だと私は思う。今回の結果は一瞬の雑音に過ぎない。リヴァプールは素晴らしい監督に率いられたアンビリーバルなチームなのさ。必ず調子を取り戻すはず。一度蜂に刺された程度で彼らの進撃は止まらないよ」

英『THE Sun』に寄稿したコラム内で、シアラー氏はこのように自身の考えを明かしている。無敗記録が途切れたことは残念だったが、リヴァプールが目指しているのはあくまでもリーグ優勝。それに関しては未だ揺るぎないものがあると同氏は考えているようだ。今季、圧倒的な強さを披露していたゆえにワトフォード戦の敗戦が大きなニュースとなったリヴァプールだが、本来の目的へは着実に近づいている。むしろこの敗戦で余計なプレッシャーから解放されるとの見方もできるだろう。

一敗しただけでここまで注目されるのは、それだけ皆が彼らの強さを認めている証。リヴァプールは周囲の雑音を気にせず、次戦からまた気を引き締めなおして試合に臨んでほしいところだ。

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